大手仮想通貨取引所バイナンスが、インサイダー取引や市場操作に関わっていないか米当局が調査を行っているとBloombergが報じている。
同社は多くの国で規制問題に直面しており、今回の調査で更なる逆風にさらされる可能性がある。
米当局がインサイダー取引や市場操作の可能性を調査
米国当局は、バイナンスやスタッフが顧客を利用して不当に利益を得たかどうかを調査している。
関係者によると、米商品先物取引委員会(CFTC)の調査員が、ここ数週間で証人に接触しているとのことだ。
バイナンスでは何百万件もの仮想通貨取引があるため、米国当局は顧客の注文を実行する前に同社が取引するなどして、その情報を悪用したのではないかと疑問視している。
これに対しバイナンスの広報担当者は以下のように述べている。
当社はインサイダー取引に対するゼロ・トレランス・ポリシーと、顧客や業界に悪影響を及ぼす可能性のあるあらゆる種類の行動に関する厳格な倫理規定を設けています。
また、同社のセキュリティチームは、不正行為を調査するための長年のガイドラインを持っていると付け加えている。
一方でCFTCの広報担当者はコメントを控えるとしており、今後の展開が注目される。
バイナンスのコンプライアンスを巡る問題は、これまでにも多く指摘されている。
3月に米商品先物取引委員会から仮想通貨デリバティブ取引についての調査を受けていると報じられ、5月には米国司法省と米国国税庁がマネーロンダリングの疑いで調査しているという報道が出ている。
また、適切なライセンスを取得していないことを理由に、取引所のサービス停止を要求する国も増えている。
これに対し、7月にはバイナンスのCEOであるChangpeng Zhao氏は、「バイナンスに対して、規制に過剰な関心が寄せられている」と述べており、コンプライアンスを強化していることを強調している。
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この記事はBitcoinistの「Binance Under Investigation In The U.S. For Possible Insider Trading」を参考にして作られています。