昨日、再び大幅な価格上昇を記録して年初来最高値を更新した仮想通貨ビットコイン(BTC)は、執筆現在(102814時現在)も依然として13,750ドル(約143.4万円)に位置付けている。

引き続き好調をキープしているビットコイン(BTC)は、2018年1月以来最高水準の週足終値に到達するなど、テクニカル的にも非常に強気な市場構造が形成されていると、アナリストらが指摘する。

「ビットコインの歴史上最も重要なブレイクアウト」BTC市場、テクニカル面の強さ指摘

昨日、大幅な上昇を記録したビットコイン(BTC)価格は、勢いそのままに13,650ドル(約142.3万円)に到達し、年初来最高値を再び更新した。

そんなビットコイン(BTC)市場について、複数の著名アナリストらが、「マクロスケールにおいて、極めて重要なテクニカルパターンを上回った」と指摘する。

人気仮想通貨アナリスト「 CryptoBirb 」氏(@Crypto_Birb)は、以下のチャートを共有して、「(現在のビットコイン市場は、)BTCの歴史上最も重要なブレイクアウトにある。」との強気な見解を示した。

さらに「 CryptoBirb 」氏(@Crypto_Birb)によると、「現状のビットコインの週足終値は2018年1月以来の最高水準をマークしている」といい、同氏は『12,000ドル(約125.1万円)』のレジスタンスラインを安定的に上回った点を評価した。

(Source: BTC/USD from TradingView.com「Chart of BTC's price action since the middle of 2013 with analysis by crypto trader CryptoBirb (@Crypto_Birb) on Twitter.」)

さらに、こちらも著名アナリストである「Benjamin Bluntz」氏(@SmartContracter)も、ここ最近のビットコイン(BTC)テクニカル面の強さを強調する。

Benjamin Bluntz」氏(@SmartContracter)は、「ビットコイン市場における週足の強さ」を高く評価した上で、「ビットコイン市場は“ショート”のためのものではない!」と自身の主張を展開するなど、「強気トレンドが長期的に継続される可能性が高い」ことを示唆した。

2020年も残り2ヶ月余りとなり、ビットコイン(BTC)市場は一気に強気傾向へと転じつつある。

しかしその一方で、短期的にはビットコインの“買われ過ぎ”には注意しておく必要がある。

実際、現在のビットコイン市場はやや過熱状態にあると考えられており、近日中に調整が入る可能性が高い。

今後短期的には一時的な下落にも最新の注意を払いつつ、中長期的にはさらなるビットコイン(BTC)価格の上昇に注目していきたい。

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この記事は、bitcoinist.comの「BITCOIN’S ONGOING SURGE IS ITS “MOST IMPORTANT BREAKOUT” EVER: ANALYST.」を参考にして作成されています。