インド国内取引所でのビットコイン(BTC)人気が日に日に高まっている。

仮想通貨の禁止が取り消された3月以降、莫大な市場を抱えるインドにおける仮想通貨市場は活況化しつつあり、世界各国からの注目を集めている。

ビットコイン(BTC)人気が異常?人口約14億人巨大市場インドにて

米仮想通貨メディアnewsBTCによると、インド国内取引所でのビットコイン(BTC)人気が著しく高まっているという。

仮想通貨の禁止が取り消された 3月以降、インド国内でのビットコイントランザクション量は増加傾向にある。

特に、インド最大手取引所のひとつWazirXでは、全体のトランザクション量のうちビットコインが約20%を占めているといい、過去6か月間で1億8,400万ドル相当のビットコイン(BTC)がWazirXのプラットフォームで取引された

さらに、こちらも大手仮想通貨取引所であるCoinDCXでも、インドユーザーのビットコイン人気は高まる。

CoinDCXによれば、同取引所におけるインドユーザーのうち約78%がビットコインを取引しているという。

WazirXCEOであるNischal Shetty氏は、インド市場におけるビットコイン(BTC)について、以下のように語った。

「ビットコインは仮想通貨の旗手のような位置づけです。他の通貨に比べて流動性が高いためインドのユーザーはビットコインを好んでおり、実際、ほとんどの人々がビットコインを購入するために取引所に訪れます。」

(Source: QuartzIndiaIndian users on WazirX exchange prefer bitcoin over other cryptocurrencies)

さらに、WazirXはビットコインの次にテザー(Tether・USDT)の人気が大きいことも明かした。

米ドルを価値の裏付けとするステーブルコインであるテザー(USDT)は、その価値の安定性ゆえに人気を博しているという。

その他にも、CoinDCXでは、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)など主要仮想通貨がじわじわと人気を集めつつあるというが、それでもビットコイン(BTC)の勢いには追い付けていない模様。

14億人もの人口を抱え、超巨大な市場を抱えるインドにおいてビットコイン(BTC)の人気が高まることは、間違いなく仮想通貨市場全体の発展にとっても追い風となると考えられる。

今後もインド国内及び政府の動向には、世界中から注目が集まる。

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この記事は、「インド国内の投資家の間では、いまだビットコイン(BTC)人気の高さは一目瞭然」を参考にしています。