ロイター通信は、Coinbase社が株式公開の準備を進めていることを報じた。

この規模の取引所が株式公開を行うのは初めてのことである。

Coinbase社は上場へ

ロイター通信によると、Coinbase社は株式公開の準備を進めており、市場に好況が戻ってきたという。

報道によると、サンフランシスコに拠点を置く同仮想通貨取引所は、早ければ今年中にも株式公開の準備をひそかに進めているという。

この規模と重要性を持つアメリカの取引所が株式公開を行うのは初めてのことである。

上場には米証券取引委員会 (SEC) の承認が必要となる。

もしSECがこれにゴーサインを出したとしたら、仮想通貨の支持者が政府の支持を求めていることを考えれば、画期的な勝利となるだろう。

情報筋によると、Coinbase社は年内か来年初めに上場を目指す可能性があり、計画はまだ変更される可能性があるという。

証券取引委員会 (SEC) にはまだ上場の意向を表明していないが、投資銀行や法律事務所の採用に向けて交渉を進めている。

上場準備が機密事項であるため、情報源は匿名を希望している。

Coinbase社の広報担当者は、噂や憶測についてはコメントしないと述べ、SECもコメントを控えている。

SECは、一部の仮想通貨は証券とみなされ、規制の対象になる可能性があると述べているが、大半の仮想通貨についてはまだ具体的な指針を示していない。

多くの仮想通貨は、主流投資家の間で正当性を勝ち取るのに苦労しており、投機的な性格やマネーロンダリングの可能性を警戒する一般の人々もいる。

情報筋の1人によると、2018年の最新の非公開資金調達ラウンドで80億ドル以上の評価を受けたCoinbase社は、従来の新規株式公開 (IPO) ではなく直接上場を検討しているという。

直接上場では、新規株式公開 (IPO) のように株式を売却しないため、既存の投資家は上場後に持ち株を売却できる時期について制限を受けない。

2012年に設立されたCoinbase社は、世界で最もよく知られた仮想通貨プラットフォームの1つで、3500万人以上のユーザーがビットコイン、イーサリアム、リップルなどの仮想通貨を取引している。

同社が株式公開することになれば、市場への影響も計り知れないものにあることが予想される。

同社の動向には今後も気を配っていきたい。

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この記事はREUTERSの「暗号取引所Coinbaseはランドマークの株式市場の上場を準備すると情報筋は言う」を参考にして作られています。