ビットコイン(BTC)は3月中旬以降、長期的にじわじわと上昇傾向を維持し続け、市場をにぎわせている。

執筆現在(5月7日17時現在)も、ビットコイン(BTC)価格は9,300ドル(約98.9万円)前後を保っており、投資家の期待を高める。

そんな中、米暗号資産(仮想通貨)メディアはクジラの存在に言及し、『ビットコイン(BTC)市場における長期的な強気相場を支えているのは、まぎれもなくクジラだ。』と報道し、同時に『半減期後の突然の価格崩壊に注意すべき。』との警告も行った。

ビットコイン(BTC)価格崩壊へ、増加するクジラがもつ影響力

3月中旬ごろから継続される、約2カ月弱にもおよぶビットコイン(BTC)市場の強気維持は、クジラの恩恵だ。

データ分析に特化しているGlassnodeが提供するチャートによると、1000BTC以上を保有する大口投資家、いわゆる『クジラ』の数は、ここ2カ月間で大幅に上昇している。

先月、クジラの数は直近2年間で最高値に達するなど、ビットコイン(BTC)価格の大幅上昇を支えてきた。

この現状について、米暗号資産(仮想通貨)メディアは以下のように報じた。

「歴史的に見ても、クジラが増加するほど売り圧力は低下し、ビットコイン(BTC)価格が高くなることは自明だ。クジラの増加が今回のビットコイン価格を押し上げるうえで大きな役割を果たしていることも事実だ。しかし、2020年に入ってからのクジラの増加は、(5日後に予定される)半減期による購入意欲の増加に起因するものだと考えられる。ゆえに、今回のビットコイン購入意欲の高まりは一過性のブームに過ぎない。」

「それと同時に、ここ最近のクジラ増加によるビットコイン(BTC)価格の上昇は、価格崩壊への扉を開いてしまったことを意味する。」

しかし、ビットコイン(BTC)への市場の期待感は依然として高い。

実際、BitMEXのデータによると、現在ほとんどのトレーダーがロングポジションを確保しており、それはショートポジションに対して約78%もの優位性を示しているという。

クジラの激的な増加にともなって、4月以降大幅な価格上昇を記録してきたビットコイン(BTC)価格はいまや10,000ドル(約106.4万円)到達目前だ。

そして、半減期まで残り5日を切り、ビットコイン(BTC)市場の盛り上がりはますます増している。

半減期の直前・直後は、クジラの動きがこれまで以上に肝心になってくるだろう。

引き続き、慎重な姿勢でビットコイン(BTC)価格の動きを見守っていくことが重要である。

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