「リップル(XRP)価格は10ドルに到達するのか?」数値から解き明かす

暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)の価格は、さまざまな著名トレーダーからの期待を受けており、価格を予想する専門家の中には、『2020年以内にリップル(XRP)価格が10ドルにまで到達する。』と発言する者もあり、市場をにぎわせた。

しかし、執筆現在(4月22日18時現在)のリップル(XRP)価格は、依然として0.18ドル(約19.39円)台を推移している。

そんな中、米暗号資産(仮想通貨)メディアが、『リップル(XRP)が10ドル(約1.077円)に到達する可能性が、現実的に存在するのかどうか』について、分析した。

リップル(XRP)価格が10ドルに到達するために必要な時価総額は?

現在、CoinMarketCapのデータによれば、暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)の時価総額はおよそ80億ドルであり、循環供給量は440億である。

他の暗号資産(仮想通貨)と同様に、暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)は供給量に関連する時価総額の大きさによって決まる。

暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)がこれまでに記録した最高の時価総額は、『価格が3.8ドルのときの1.200億ドル強』である。

このときの循環供給量ですら、310億強に過ぎなかった。

時価総額が最大に達した当時の数値と比較すると、リップル(XRP)価格が10ドルに達することがいかに困難なことであるかがうかがえる。

リップル(XRP)価格が10ドルに達するためには、時価総額を約3.5倍にする必要がある。

Ripple社は、世界中のさまざまな企業とパートナーシップを結んでおり、今後の技術の進歩や規模の拡大次第では、時価総額が大幅に増加するという可能性は大いにある。

そのため、時価総額が約3.5倍になる余地がまったくないとは言い切れない。

だが、それには相当な月日を有することになるだろう。

「リップル(XRP)への投資的期待は捨てるべき。」との声も、ビットコイン(BTC)との関係

米メディアによると、『デジタル資産の実用性』という観点においては、「リップル(XRP)価格をこれ以上上昇させる必要はない。」と唱えるアナリストや学者も多々存在しているという。

しかし、長期的目線でリップル(XRP)を保有してきたトレーダーにとっては、10ドル突破というのは大きな目標のひとつだ。

これまで、リップル(XRP)が大幅な上昇を記録したときは、必ずといっていいほどビットコイン(BTC)価格からの好影響を享受してきた。

今後も、リップル(XRP)価格がビットコイン(BTC)市場の影響を大きく受け続ける可能性は非常に高いため、リップルが10ドルに到達するためにはビットコインのさらなる飛躍が欠かせない材料のひとつであろう。

実際、リップル(XRP)価格が10ドル到達するには何年かかるのか?

米暗号資産(仮想通貨)メディアは、「評価と多様な推測を考慮すると、リップル(XRP)にとって10ドル到達は、そう遠くない目標だ。ただし、リップル(XRP)価格が10ドルに到達するためには、少なくとも2年以上はかかるだろう。」と報じた。

Ripple Lab(リップル・ラボ)のCEOであるBrad Garlinghouse氏は、以下のように述べている。

「将来的に、暗号資産(仮想通貨)市場には無価値な資産は、そもそも市場に存在し得なくなる。現実世界の問題を解決する上で役立たない暗号資産(仮想通貨)の価値はゼロとなり、問題解決に大いに役立つ通貨だけが生き残っていく。」

そして、Brad Garlinghouse氏は最後にこうつけ加えた。

「今後、リップル(XRP)は、既存のトランザクション方式に生じているさまざまな困難を解決していく。世界中の人々がわれわれのプロジェクトに存する“真の価値”を理解するのは時間の問題だ。」

リップル(XRP)価格が、10ドルに到達する時代は、近い将来訪れるのだろうか?

世界中であらゆる暗号資産(仮想通貨)が飛躍する昨今。

リップル(XRP)はその中で生き残り続け、10ドル以上まで到達することができるのか―――その答えは数年後にたしかめよう。

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