つい最近、原油価格は1999年以来の約21年ぶりの安値を記録し、14ドル台を推移しはじめた。

これは、コロナウイルスの感染拡大にともなう需要急減に過去最大の減産を試みるも、大きな効果がなかったことに起因すると考えられる。

『将来的にビットコイン(BTC)価格は100万ドルを超える可能性がある。』の旨の発言をしたことで、暗号資産(仮想通貨)業界から注目を集めたヴァージン・ギャラクティック社の会長を務めるChamath Palihapitiya氏は、現在危機的な状況に陥っている原油価格について、「今後原油の価値はゼロになる。」と発言した。

原油価格の低迷は、ビットコイン(BTC)価格にいかなる影響を与えるのだろうか?

「原油価格はゼロになる」ビットコイン(BTC)の大きな分岐点

ロシアとサウジアラビアが、最終的に約10%もの原油の生産を削減することを決定したにも関わらず、原油価格は歴史的な低迷を続ける。

コロナウイルスの影響で、需要が激減した原油市場は、依然として不安定な状況が続いている。

この現状について、Chamath Palihapitiya氏は「いずれ原油価格はゼロになる。」との見解を主張した。

また、原油価格はゼロになるだけにとどまらず、マイナスに突入するのではないかという見方も急速に広がりつつある。

原油価格が急落する今、ビットコイン(BTC)市場にはいかなる影響がおよぼされるのか?

米暗号資産(仮想通貨)メディアの報道によると、Chamath Palihapitiya氏は現段階で強い根拠はないことを前提とした上で、以下のように自身の見解を示したという。

「今後のビットコイン(BTC)の価値も原油と同様に完全にゼロになってしまうか、急速な成長を遂げて数百万ドルの価値をもつようになるか、この二択だ。」

コロナウイルスによって世界的な混乱が起きている今現在が、暗号資産(仮想通貨)にとっての究極の「分岐点」だと主張する著名アナリストも多く存在しており、原油価格の歴史的な低迷は、Chamath Palihapitiya氏が述べるように、ビットコイン(BTC)にも大きな影響を与えることが予想される。

長らく不安定な状況が続くビットコイン(BTC)市場。

引き続き、警戒しながら今後の動向を見守っていく必要がありそうだ。

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