アメリカのスタートアップが、数行のコード入力で主要暗号資産(仮想通貨)ウォレットと銀行等金融機関を結ぶ事業を開始。
暗号資産(仮想通貨)の潜在能力を最大限に発揮させるサービスが開始されると、金融業の標準が一変する。
アメリカのスタートアップZabo社は、簡単にユーザーの暗号資産(仮想通貨)ウォレットに企業が接続できるサービスを開始し、暗号資産(仮想通貨)が主要金融商品になることを後押しする。
Zabo社の設立者の一人であるChristopher Brown氏は、次のように語った。
「世界数十億の潜在的顧客、数兆ドルの潜在的ニーズがあるにも関わらず、現状の暗号資産(仮想通貨)は利用しづらい面が残ったままだ。これは、顧客の暗号資産(仮想通貨)ウォレットと取引所と既存の金融システムの接続が技術的に複雑であることが大きな要因である。われわれZabo社は、大手金融機関がわずか数行のコードで主要暗号資産(仮想通貨)ウォレットを迅速かつ簡単に統合できるようにする。そうすることで、暗号資産(仮想通貨)の利便性を多くの人が利用できるようにしていきたい。」
Zabo社は、個人の財務追跡、投資、デジタルバンキング、税務ソフトウェア、分散金融(Defi)、給与、暗号資産(仮想通貨)交換、保険、身元証明など、あらゆる金融サービスに暗号資産(仮想通貨)が利用できるようにすることを目指す。
Zabo社の立ち上げには、Blockchange Ventures、Castle Island Ventures、Digital Currency Group、CoinShares、Tezos Foundation、Capital Factoryなど、暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーン業界の主要企業がが資金調達に参加した。
このアメリカのスタートアップ企業のビジョンは明確かつ力強い。
暗号資産(仮想通貨)利用がそれほど進んでいないアメリカのような先進国においても、このように技術を生かして暗号資産(仮想通貨)の可能性を探る動きが今後増えそうだ。
そして、その影響は一部の国や地域に留まらず、世界の金融の標準を変えることにつながる。
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著者: CoinPartner 編集部 東通貨