5日21時現在のビットコイン価格は973,547円。前日同時刻と比べて+3.42%の高騰を見せた。
高騰の要因は本日午後の価格上昇だ。
本日朝9時までは赤線(94.4万円)を超えていなかったビットコインだが、その後赤線・1時間足の200MAを上抜けし、現在は紫線(97.5万円)に接近する値動きを見せている。
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
・上昇のシナリオ
紫線は3日の高値を基準に設定した抵抗線だが、すでに上抜けしていることに注目したい。
上図では僅かな差で分かりにくいが、ドル建てのBitMEX・BitFlyerではすでに200ドル幅ほどの差があるため「紫線で反発」とは厳密に言えないのが現状だ。
上は黒線(99.5万円)、下は赤線(94.4万円)を目標にすると良いだろう。
LSチェッカーによると現状ショートの比率は50%近くあり、今後の上昇次第で損切りが多発することが考えられる。そのため上昇の可能性は十分高い。
しかし、下降のシナリオで後述の通り、現段階での成行エントリーではなく押し目でのエントリーが理想ではないだろうか。
・下降のシナリオ
以上の理由で今後長期的には高騰が予想されるが、短期的には価格が落ち着くことが予想される。
すでに9000ドルという大きな節目を超えたにも関わらず、価格がそれほど上昇しないということは9000ドルで指値を置いている層が相当数いるのだろう。
すると成行での上昇インセンティブは低く、今後徐々に価格を下げていく可能性は高い。(そして9000ドルで反発することが予感される。)
・筆者の見解
明らかに上昇が見込める相場だからこそ慎重な判断が求められるだろう。
個人的には9000ドルでの押し目ロングを推したいところだが、このような判断をする層は多いはずだ。
今後の膠着の有無をもとに判断していきたいところだ。
(ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。)
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner