リップル(XRP)の1日の取引量が過去最高を大きく更新した。
しかし、アナリストはサイバー攻撃によるものと見ており、リップル社の技術が広く普及したことが理由ではないとした。
リップル(XRP)の日間取引量が23日、過去最高の353万を記録したと暗号資産(仮想通貨)メディアDaily HODLが報じた。
取引量はその後さらに増加し、404万を記録している。
(画像:BitInfoCharts)
ビッグデータアナリストのトーマス・シルケア氏はこれらの取引は1つのアカウントによるものと分析。
「手数料のリップル(XRP)をバーンさせる以外に目的のない一種の攻撃」と見ている。
リップル社の技術が広く普及したために得られた記録でないことは残念だ。
The XRPL is currently processing roughly 90 transactions per second while being "under attack" by countless payments serving no purpose, other than burning fees. The minimum fee has increased by 2 drops (or ~USD 0,000045).
— Thomas Silkjær (@Silkjaer) November 22, 2019
シルケア氏は、「何者かが2000以上のアカウントを有効化するために40,000XRP以上を費やし、ゆっくりとだがリップル(XRP)をバーンしているのではないか」とした。
バーンとは、通貨の価値を上げるために流通量の一部を使用不可能にする処置のことだ。日本語では「焼却」と呼ばれる。
現在のペースではすぐさま価格が大きく上昇するほどの変化は起こり得ず、目的は不明。
だが、攻撃が長期間に渡ればリップル(XRP)の信用不安につながりかねず、価格に影響を及ぼす可能性が指摘できる。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner