リップル(XRP)の1日の取引量が過去最高を大きく更新した。

しかし、アナリストはサイバー攻撃によるものと見ており、リップル社の技術が広く普及したことが理由ではないとした。

リップル(XRP)の取引量がこれまでの3倍近くに急増

リップル(XRP)の日間取引量が23日、過去最高の353万を記録したと暗号資産(仮想通貨)メディアDaily HODLが報じた

取引量はその後さらに増加し、404万を記録している。

(画像:BitInfoCharts)

ビッグデータアナリストのトーマス・シルケア氏はこれらの取引は1つのアカウントによるものと分析。

「手数料のリップル(XRP)をバーンさせる以外に目的のない一種の攻撃」と見ている。

リップル社の技術が広く普及したために得られた記録でないことは残念だ。

シルケア氏は、「何者かが2000以上のアカウントを有効化するために40,000XRP以上を費やし、ゆっくりとだがリップル(XRP)をバーンしているのではないか」とした。

バーンとは、通貨の価値を上げるために流通量の一部を使用不可能にする処置のことだ。日本語では「焼却」と呼ばれる。

現在のペースではすぐさま価格が大きく上昇するほどの変化は起こり得ず、目的は不明。

だが、攻撃が長期間に渡ればリップル(XRP)の信用不安につながりかねず価格に影響を及ぼす可能性が指摘できる。

 

\無料アプリを使って/

暗号資産(仮想通貨)のニュースを逃さずチェック!

すでにdiscordをお持ちの方はこちら!