昨日、ビットコイン価格は下落の流れを断ち切り大きく上昇した。
その背景には、習近平国家主席の発言や暗号法の可決といった、中国政府の暗号資産(仮想通貨)政策が大きく影響しているようだ。
昨日大きく上昇したビットコイン価格だが、その背景には中国政府の暗号資産(仮想通貨)政策が大きく影響しているようだ。
一昨日に81万円付近まで下落していたビットコインだが、昨日は一転して上昇、100万円を上回った。
その原因として、習近平氏が「ブロックチェーンは科学発展に欠かせない要素」「もはや詐欺ではない」と高く評価した事が挙げられる。
また、中国政府は「暗号法」を成立させ。大手企業によるブロックチェーン利用を推奨するに至ったことも大きいだろう。
ただし、このニュースによる価格上昇は実体のないものとなる可能性もあり、バブル相場として再度暴落する恐れもある。
今回の暗号資産(仮想通貨)価格の上昇は、先程述べたように中国の暗号資産(仮想通貨)政策による市場拡大への期待が後押ししたものだろう。
しかし、実際に中国国内でブロックチェーンプロジェクトが進んだからといって、既存の暗号資産(仮想通貨)市場が拡大するかというと疑わしい。
例えば、以前から囁かれているように暗号資産(仮想通貨)版人民元が開発されたとする。
その場合、中国国内で開発された政府主導のブロックチェーンプラットフォーム内で用いられるのはビットコインなどではなく、間違いなくそのデジタル人民元か、デジタル人民元との兌換性の高い通貨となるだろう。
その場合、その他の暗号資産(仮想通貨)の需要は上がらず、現在の価格上昇は実体のないものとなる。
結果、中国の暗号資産(仮想通貨)政策への期待で上昇した相場は、暴落してしまう可能性もある。
今回の上昇で楽観的にならず、今後も中国関連のニュースに注目していく必要がありそうだ。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner