イラン政府が暗号資産(仮想通貨)のマイニングを合法と認めることが報じられた。
規制強化が懸念される中国のマイニング業者がイランに移転し、事業を継続できる可能性が生まれた。
イラン政府が暗号資産(仮想通貨)のマイニングを産業として合法化し認めた、と暗号資産(仮想通貨)メディアCCNが報じた。
これによりイランは世界中のマイニング業者の注目を集めることになった。
なかでもマイニングが最も盛んとなっている中国のマイナーが、この決定に熱い視線を送っている。
現在、中国はマイニング大国であるものの、政府がマイニングを禁止する方針を示しており、業界にとって大きな不安材料となっていた。
イランが国外マイニング業者の受け入れを開始すれば、業界の見通しは明るくなり、中国政府にも良い影響をあたえるかもしれない。
また、経済制裁を受けている国がどう国際社会にとどまるかを示す例としても注目されている。
イランの法定通貨リヤルの価値が下がり続ける中、国民の間では財産の価値をを保護する手段としてビットコインを買い集める動きが見られているとの報道がある。
マイニングを合法化することで経済制裁の影響を回避できると分かれば、経済制裁を受けている他の国でも同様の議論が活発化するだろう。
もしそうなれば、暗号資産(仮想通貨)の需要増加につながることが見込まれる。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner