暗号資産(仮想通貨)規制の進むインドで、暗号資産(仮想通貨)投資詐欺のグループが逮捕された。

このような詐欺事件によって、さらなるインド国内の暗号資産(仮想通貨)規制の強化が懸念される。

インド、規制強化も仮想通貨詐欺勃発 さらなる規制強化に懸念

暗号資産(仮想通貨)規制の進むインドで暗号資産(仮想通貨)投資詐欺のグループが逮捕され、さらなる規制強化が懸念されている。

今回逮捕されたグループは4人で構成されており、「キャッシュコイン」という自作の暗号資産(仮想通貨)を利用して投資家から約1,400万ドル相当を詐取した。

今回使われた手口はHYIPと呼ばれる類のもので、短期間で高利率の投資プログラムを騙って資金を集め、運用期間が満了する前に集まった資金を持って逃亡するという極めて悪質なものだ。

インドでは暗号資産(仮想通貨)を始めとするデジタル資産が法的に認められておらず、現在も暗号資産(仮想通貨)の規制に関しては議論が続いている。 

来たる2月22-23日に、インドでは暗号資産(仮想通貨)規制に向けて、各省庁大臣と専門家が集って協議をする。インド暗号資産(仮想通貨)市場の命運を握る決断をする可能性もあることから、非常に重要なニュースとなるはずだ。

今回のような暗号資産(仮想通貨)を悪用した詐欺の発生によって法規制のさらなる強化が行われ全面禁止となる可能性もあり、インドの暗号資産(仮想通貨)経済には強い逆風となることが予想される。