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ビットコイン・イーサリアム・リップル下落|米半導体株安のリスクオフで仮想通貨3銘柄が下押し

2026年7月28日 12:18  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は7月28日朝にかけて水準を切り下げました。27日は軟らかい米インフレ指標や中東情勢の一服を支えに主要銘柄が値を上げましたが、同日の米国市場で半導体株が急落。

AI投資の過熱への警戒が広がり、28日朝の東京市場では日経平均が一時2500円超下げ、株式市場が総崩れとなりました。この株安に押され、BTC・ETH・XRPもそろって下落しています。

ビットコイン、6万3000ドル台へ下落|原油安でも独歩安、FOMC前の手仕舞いで200週線を再試

ビットコイン、6万5000ドル台から失速

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインは27日午後に6万5618ドルまで上昇し、この期間の高値をつけました。しかし27日夜に米半導体株が崩れると上値が重くなり、28日朝には6万3038ドルまで下落。期間の下げは約2.3%で、現在は6万3168ドル前後で推移しています。いったん乗せた6万5000ドル台を守れず、上げ幅の多くを吐き出した格好です。

株安によるリスクオフに加え、FOMCの結果を見極めたい様子見も重なり、上値を買う動きは限られています。当面は6万3000ドル台で下げ止まれるかが焦点です。

イーサリアム、1900ドル割れも下げ渋り

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムは27日深夜に1973ドルまで買われ、3銘柄のなかで最も強い上昇を見せました。もっとも、株安局面に転じた28日朝には1866ドルまで押し戻され、1900ドルの節目を割り込んでいます。それでも期間の下げは約1.2%にとどまり、相対的には底堅い動きです。

売りが優勢な地合いでも下値を売り込まれにくい需給がうかがえます。現在は1874ドル前後です。

リップル、1.05ドル台へ軟化

XRP/USDT 1時間足チャート

リップル(XRP)は3銘柄のなかで最も弱い展開でした。27日午前の1.11ドルを高値にじり安が続き、28日朝には1.054ドルまで下げています。下落率は約3.9%と大きく、株安局面では値動きの大きい高ベータのアルトコインに売りが集まりやすい地合いです。

個別の悪材料は確認できず、市場全体の地合い悪化に沿った下げといえます。

半導体株安・日経急落とFOMC警戒

今回の下げの起点は、株式市場の急落にあります。27日の米国市場ではエヌビディアが約5%安となるなど半導体株が売られ、AI投資の過熱懸念が広がりました。この流れは28日朝の東京市場に波及し、日経平均は一時2500円を超えて下落。株安によるリスク回避の動きが暗号資産にも及びました。

さらに市場は7月28〜29日のFOMCを控えています。金利は3.50〜3.75%での据え置きが濃厚ですが、追加利上げの可能性も意識され、利下げを織り込む地合いではありません。タカ派警戒も相場の重しです。

FOMC結果と3銘柄の節目

当面の最大の注目は、7月30日午前3時に判明するFOMCの結果と、ウォーシュ議長の記者会見です。据え置きでもタカ派色が濃ければ株式とともに逆風となり、追加利上げへの警戒が後退すれば買い戻しの余地も生まれます。

下値の目安はBTCが6万3000ドル、ETHが1900ドル、XRPが1.05ドルで、これらを維持できれば下げ渋り、割り込めば下値模索が強まりそうです。

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