2026年4月30日の東京証券取引所スタンダード市場で、メタプラネット(3350)は続落しています。前営業日終値328円に対し、株価は316円で推移しており、12円安(-3.66%)となっています。
28〜29日のFOMCでは政策金利の据え置きが決定されましたが、反対票が4人に達する1992年以来の異例事態となりました。原油高によるインフレ高止まりが声明で明記され、年内利下げ観測がほぼ消滅したことで、BTCは7万5000ドル台まで下落しています。
BTC、7万5000ドル台の攻防|FOMC異例の「8対4分裂据え置き」で利下げ期待後退
始値318円でギャップダウン、安値315円まで下押し

30日(木)のメタプラネット株は318円で寄り付きました。前営業日終値328円から10円のギャップダウンでのスタートとなっています。ここまでの高値は318円、安値は315円です。
前営業日28日(火)の終値328円(前日比-21円、-6.02%)に続く下落で、27日(月)の高値355円からは2営業日で約40円、率にして約11%の下落となっています。29日(水)は昭和の日で東証休場であり、本日30日がFOMC結果を織り込む最初の取引日となっています。
メタプラネット テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足チャートでは、3月末の287円を底値とした戻り基調が完全に崩れた形です。4月中旬以降330〜350円で推移していたレンジを28日に下抜け、30日はさらに320円を割り込む水準まで下落しています。
短期移動平均線(5日線)は明確に下向きで、株価はこれを下回って推移しています。25日線(340円付近)および75日線はいずれも上方に位置しており、戻り売り圧力が強い局面が続いています。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、27日の355円をピークに高値・安値がともに切り下がる展開です。28日後場の323円から30日の315円まで安値の切り下げが続いており、短期的な下降トレンドが鮮明になっています。
短期サポートは315円付近で、ここを割り込む場合は300円の心理的節目が次の下値メドとして意識されます。レジスタンスは323〜328円が意識されており、BTCが7万7000ドル台を回復しない限り上抜けは難しい地合いとみられます。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
メタプラネットのBTC保有量は4万177BTCで、累計取得コストは約6233億円(平均取得単価 約1551万円)です。30日時点のBTC価格は約1200万円で推移しており、1BTCあたり約351万円の含み損を抱えている計算になります。
mNAVはBasic 0.75倍、Diluted 0.95倍、EV 0.99倍です。いずれも1倍を下回っており、株価がBTC保有の純資産価値を下回るディスカウント状態が続いています。4月のBTC価格回復にともないmNAVは一時改善傾向にありましたが、FOMC後の下落で再び後退した形です。
下値315円維持が焦点、上値は323〜328円を試す展開
今後の株価の焦点として、まず本日安値の315円前後を維持できるかが短期的なサポートとして意識されます。この水準を明確に下回る場合、300円の心理的節目が次の下値メドとなります。
上値では323〜328円が直近のレジスタンスとして意識されます。この水準を上抜けて定着できれば、330円台を試す展開も視野に入ります。
FOMCでは政策金利3.50〜3.75%の据え置きが決定されましたが、声明ではインフレの高止まりと世界的なエネルギー価格上昇が指摘されています。パウエル議長の任期が5月15日に迫り、後任のウォーシュ氏が政策方針の転換を示唆していることも不透明要因です。
原油価格の推移とホルムズ海峡を巡る地政学リスクがBTCの上値を規定する構図が続いており、その点にも引き続き警戒が必要です。
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