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ビットコイン・イーサ・リップル反発|クラリティ法案の遅れでも仮想通貨は上昇

2026年8月4日 15:18  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は8月3日から4日午後にかけて、主要3銘柄の強弱が分かれました。米市場が再開した3日はいったん下押し後、ビットコイン(BTC)は買いが優勢となり、4日朝に一時6万4008ドルまで反発しました。週末に届かなかった水準を取り戻す場面もありました。

一方、イーサリアム(ETH)とXRPは戻りが鈍く、BTCに出遅れています。

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ビットコイン、6万4000ドルを一時回復

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインは3日夕方に6万2241ドルまで下げた後、3日夜から4日朝にかけて切り返しました。4日朝には一時6万4008ドルまで水準を切り上げ、節目の6万4000ドルに乗せる場面がありました。現在値は6万3738ドルで、24時間では1.4%高と3銘柄で最も上昇率が大きくなっています。もっとも節目は維持できず、やや押し戻されています。

明確なきっかけは見当たらず、売られ過ぎの反動に、対円でのドル軟化が重なった買い戻しとみられます。3銘柄のなかでは唯一、下値の堅さと切り返しの強さが目立つ値動きでした。

イーサリアム、1900ドルに届かず出遅れ

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムは3日午前の1895ドルを高値に、3日夕方には1829ドルまで下げました。その後は買いが入ったものの戻りは鈍く、現在値は1862ドルです。24時間では0.3%高とほぼ横ばいにとどまり、BTCの上昇に乗り切れていません。1900ドルの節目は依然として重く、上抜けできていません。

BTC主導の地合いのなか、独自の材料は乏しく、上値の重い展開が続いています。

リップル、1.08ドル台で足踏み

XRP/USDT 1時間足チャート

リップル(XRP)も3日午前の1.091ドルを高値に、3日夕方には1.062ドルまで下げました。現在値は1.076ドルで、24時間では0.5%高となっています。ただ始値比では小幅マイナスと、3銘柄のなかでは戻りが最も鈍くなっています。1.09ドル前後の上値は重く、明確な上抜けには至っていません。

ETHと同様、BTCの動向をにらんだ受け身の値動きが続き、力強さを欠く一日でした。

ハッキング・規制の逆風と、BTC主導の買い戻し

3日夕方の下押しの背景には、暗号資産固有の逆風がありました。ハードウェア財布Coldcardで約1億1600万ドル規模のハッキングが伝わり、米国のクラリティ法案の停滞も重しとなりました。トランプ米大統領がイランへの空爆を見送ったものの、相場を押し上げるには至っていません。

一方、その後のBTCの反発に明確なきっかけは乏しく、売られ過ぎの反動と対円でのドル軟化が支えとみられます。ETHとXRPはこの動きに乗り切れませんでした。

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雇用統計と円相場が焦点

当面の焦点は、8月7日午後9時半に発表される米雇用統計です。強い内容なら利上げ警戒が強まり、暗号資産の重しとなりかねません。弱ければ、金利低下観測から支援材料となる可能性があります。日米の協調介入を受けた円相場の動きも、引き続き波乱要因です。

目先はBTCが6万2000ドルの下値支持と6万4000ドルの上値抵抗、ETHは1900ドル、XRPは1.09ドルが焦点です。

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