2025年4月初旬、仮想通貨市場に激震が走りました。
ステーブルコイン「First Digital USD(FDUSD)」が米ドルとのペッグを外れ、一時的に0.87ドルまで急落しました。
この背景には、トロン(TRON)創設者ジャスティン・サン氏による爆弾発言と、それに続く法的措置が存在します。
発端は、サン氏が自身のX(旧Twitter)でFirst Digital Trust(以下FDT)を「支払い不能状態にある」と公に告発したことでした。
彼は、FDTが顧客の資産を償還できず、信託構造が不透明でリスク管理が不十分であると非難し、利用者に対して資産の保全を呼びかけました。
この告発を受けて、FDTが発行するFDUSDは市場で不安が広がり、価格が一時急落しました。
FDUSDはバイナンスで主に使用されており、全供給量の約94%が同プラットフォームに存在していたため、バイナンスの安定性にも波紋が及びました。
FDTは直ちにサン氏の主張を全面否定し、FDUSDは米国短期国債などで完全に裏付けられていると強調しました。
「これは競合による根拠なき中傷であり、法的措置も視野に入れている」と反発した。
さらに事態は複雑化します。
Coindeskが同日に報じたところによれば、サン氏は別のステーブルコイン「TUSD(TrueUSD)」の救済にも動いていたそうです。
TUSDの約5億ドルの準備金が「突然アクセス不能になった」とされ、流動性危機に陥っていました。
以下はFDUSDのチャートです。
CoindeskはサンがTUSDステーブルコインプロジェクトの救済に踏み込んだと発表しました。
問題の核心には、TUSDの準備金のうち約4億5600万ドルが、アジア拠点の企業コンソーシアム「Techteryx」によって、流動性のない投資に流用されたとしてFirst DigitalのCEOヴィンセント・チョク氏に対し、法的措置が取られたと報じられています。
TUSDプロジェクトとの関係性があったFirst Digitalにとって、FDUSDに続きTUSDでも資産保全の疑義が持ち上がったことは、同社の信頼性に大きな打撃を与えています。
以下はTUSDのチャートです。
今回のFDUSD騒動が TRON(TRX) や 仮想通貨市場全体 にどのような影響を与えうるかを分析・整理してみました。
今回のニュースでサン氏は「FDUSDは信用できない」「TUSDを救済に動く」として、消費者保護の立場で動いているように見えるため、支持を得る可能性はあります。
しかし、これは必ずしもTRX価格の上昇には直結しません。
・サン氏の評判は、過去に物議を醸した案件(例:Poloniex問題、Huobi買収疑惑など)もあるため、市場では「話題性はあるが投資判断には慎重」と見られがちです。
・実際、FDUSD騒動以降、TRXの価格には大きな変動は観測されていません(2025年4月現在)。
万が一、TUSDの救済に動いたことで損失を被ったり、訴訟に巻き込まれたりした場合、サン氏の信頼性がさらに傷つき、TRONエコシステム全体に悪影響を与えるリスクがあります。
・サン氏の活動が「ご自身の関係プロジェクトに偏っている」と見なされると、投資家離れにつながる恐れもあります。
・FDUSDやTUSDなど、中小ステーブルコインの信用問題は、USDCやUSDT以外の選択肢への信頼性を下げます。
・結果として、DeFiプラットフォームや取引所における「ステーブルコイン分散戦略」が再考される可能性があります。
・投資家の中には「また別のステーブルコインが崩壊するのでは?」というテラ(UST)ショックの記憶が蘇ることもありえます。
・センチメントが悪化すれば、短期的な資金流出=価格調整のトリガーにもなりかねません。
・USDC、USDTなどの規模が大きく、裏付けが明確なステーブルコインには「安全資産」として資金が流入する動きもありえます。
・同時に、オンチェーンで透明性が確認できるDAIやsDAIなど非中央集権型ステーブルコインへの関心も再燃する可能性があります。
今回の一連の出来事は、ステーブルコインにおける透明性の重要性を改めて突きつけた。FDUSDやTUSDのような中央集権型ステーブルコインでは、発行体や信託機関の信用が直接的なリスクファクターとなります。
特に今回は、TUSDやFDUSDといった複数のステーブルコインに関わる法的・財務的問題が同時多発的に発生したことにより、ステーブルコイン全体の信頼性に疑問符がつけられる形となりました。
さらに、ジャスティン・サン氏の関与は、市場に影響力を持つ個人による発言や行動が、資産価格や信頼性を大きく揺るがす可能性があることを示しています。
彼の一言が引き金となって市場が大きく動く様は、中央集権的構造のステーブルコインのリスクを浮き彫りにしました。
今回の騒動単体で仮想通貨全体の大きな下落にはつながらないと見られますが、ステーブルコイン業界の信用性を問う重要な事例です。
これをきっかけに、規制強化や審査基準の見直しが進む可能性があり、中長期的にはより健全なステーブルコイン市場形成の一歩となるかもしれません。
今後、DeFi(分散型金融)領域では、より透明でオンチェーンで証明可能なステーブルコインのニーズが高まる可能性があります。
USDCやDAIといったモデルに注目が再度集まることも予想されます。
いわゆる億り人のような資産を作りたい方は、将来性のあるコインに投資するのがベストです。
今回は国内取引所のbitbankでDAIの購入する方法を紹介していきます。
基本的に、どの国内仮想通貨取引所でもDAIの購入方法は同じです。
今回は bitbankでの手順を紹介します。
まずは、仮想通貨取引所で口座開設をしましょう。
多くの取引所は、最短10分で本人確認を含む口座開設申請の手続きが完了するので、必要な書類とメールアドレス、そしてその取引所用のパスワードを用意して開設しましょう。
口座開設の手順は、以下の通りです。
口座開設が完了したら、取引所に日本円を入金します。ホームページ右上にある「資産管理」より「日本円入金」をクリックしましょう。
入金方法は、取引所によって異なりますが、bitbankでは日本円の入金は銀行振込のみ受け付けています。
bitbank指定の銀行口座(GMOあおぞら銀行または住信SBIネット銀行)宛に送金する必要があります。
入金が確認できたら、トークンを購入しましょう。取引所の「現物取引」または「販売所」からDAI/JPYを選択し、希望する購入額または購入数量を入力して注文を確定させます。
注文方法には、「成行注文」と「指値注文」があります。
成行注文
その時点の市場価格で即座に購入する方法です。
指値注文
指定した価格で購入する方法です。
購入の際には、通貨により取引手数料がかかる場合があります。
事前に取引所の手数料体系を確認しておきましょう。
購入が完了すると、取引所のウォレットにトークンが反映されます。
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1~3までは先述のDAIを買う手順とほぼ同じなので説明を割愛します。
4。海外取引所のBybitの開設手順については以下の記事をご確認ください。
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投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 kishimoto