世界最大の仮想通貨取引所のCEOが、仮想通貨市場の最近の急落は短期的なものである可能性が高いとの見解を示した。
この発言は、市場の急激な変動に直面している投資家や業界関係者に注目されている。
バイナンスのCEOであるリチャード・テン氏は、現在の仮想通貨市場は外部要因によって形成されていると指摘している。
テン氏は「仮想通貨と株式価格の最近の急落は、マクロ経済要因の影響を受けている。これが長期的な下降トレンドを示しているとは考えていない」と述べている。
Recent sharp drops in crypto & equity prices are influenced by macroeconomic factors. We do NOT believe it’s indicative of a long-term negative trend.
— Richard Teng (@_RichardTeng) August 5, 2024
With potential Fed rate cuts & geopolitical volatility, there's still significant potential for market fluctuations.
Reminder…
テン氏は、「連邦準備制度理事会(FRB)の潜在的な利下げと地政学的な不安定性により、市場の変動の可能性は依然として大きい」と指摘し、投資家に自己研究と情報収集の重要性を呼びかけている。
仮想通貨市場の時価総額は、7日前の約2.48兆ドル(約360兆6,000億円)から17%下落し、本稿執筆時点で2.04兆ドル(約295兆8,000億円)となっている。
テン氏によると、市場の下落にもかかわらず、バイナンスは過去24時間で12億ドル(約1,740億円)の純流入を記録し、2024年で最も高い純流入日の1つとなったという。
また、昨日は年初来最高の取引量を記録したとしている。
テン氏は今年初め、ビットコイン(BTC)が今年中に8万ドル(約1,160万円)を超えると予測していた。
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著者: CoinPartner 編集部 東通貨