デジタル資産貿易協会であるデジタル・チェンバーは、カマラ・ハリス氏に対して、米国の仮想通貨業界を支持するように求めている。

これは、ジョー・バイデン大統領が再選を目指さないとの発表を受けてのことだ。

デジタル・チェンバーの要請

デジタル・チェンバーは、月曜日に送付した書簡で、ハリス副大統領に仮想通貨業界の主要リーダーと「オープンダイアログ」を行うことを提案し、民主党のプラットフォームに仮想通貨支持の言葉を含めることを勧めた。

また、ハリス氏に対して、仮想通貨支持の副大統領候補を選ぶことも助言している。

「バイデン/ハリス政権の慎重で時に敵対的なアプローチのため、党がデジタル資産に対して否定的な見解を持っているという公共の認識が存在する」と、デジタル・チェンバーは書簡で述べている。

「あなたの大統領候補としての期待は、その認識を変える機会を提供する。」

ハリス氏の支持拡大

バイデン大統領が日曜日に大統領選からの撤退を発表した直後、ハリス氏は民主党の指名候補として浮上した。

バイデン氏の撤退は、現職大統領の選挙運動資金が枯渇し、民主党員がバイデン氏に退陣を求めた報告を受けてのものである。

その後、ハリス氏はビル・クリントン元大統領、ヒラリー・クリントン元国務長官、カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム氏など、複数の重要な民主党同盟者から支持を得たとCBSニュースが報じた。

バイデン氏も日曜日にソーシャルメディアでハリス氏への「全面的な支持と推薦」を表明した。

「民主党員の皆さん、団結してトランプを打ち負かそう」とバイデン氏はXの投稿で述べた。

仮想通貨業界への期待

ハリス氏は日曜日にバイデン陣営の声明で支持を受け入れた。

「大統領の支持を受けられることを光栄に思います。この指名を獲得し、勝利するために全力を尽くす」とハリス氏は声明で述べた。

ハリス氏が実際に民主党の指名を受けるかどうか、そしてそれがいつになるかはまだ不明である。

民主党員は、8月初旬の仮想ロールコールで大統領候補を正式に選ぶか、8月19日から22日に予定されている民主党全国大会で候補を選ぶことになるかもしれないとサクラメント・ビーが報じている。

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