シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、イーサリアム現物ETFの取引を7月23日に開始すると発表した。
同取引所は、今回の発表で5つの銘柄が上場すると述べている。

イーサリアム現物ETFが上場

CBOEは、フィデリティやヴァンエックを含む5つのイーサリアム現物ETFが7月23日に取引を開始されると発表した。
今回の発表で明らかになったのは、21SharesのCETH、フィデリティのFETH、フランクリン・テンプルトンのEZET、インベスコのQETH、VanEckのETHVである。
これらのETFの立ち上げは、5月に米証券取引委員会(SEC)から19b-4フォームの承認を受けて進められていたが、実際の取引開始には登録届出書の承認が必要とされていた。

また、イーサリアム現物ETFでは手数料の競争が激化しているようだ。各社ともに0.2%付近で設定されており、条件付きで手数料の免除を発表している。

今回のETFの導入により、イーサリアムの流動性と市場の厚みが増すことが期待されている。アナリストたちは、ETFが規制上の不確実性から仮想通貨への直接投資に慎重だった機関投資家を引きつけると予測している。
その結果、ETFの導入で多くの機関投資家の参入を促し、イーサリアム価格の上昇を引き起こす可能性がある。

BitwiseのCIOであるMatt Hougan氏は、このETFの導入によりイーサリアム価格が史上最高値の5,000ドル(約78.7万円)を超えると予測している。
さらに、SECの決定は他の司法管轄区にも影響を与え、仮想通貨ETFの世界的な拡大につながる可能性が期待される。

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この記事はTHE BLOCKの「Five spot Ethereum ETFs, including Fidelity, will launch on July 23, exchange Cboe says in notices」を参考にして作られています。