広く注目されている仮想通貨アナリストによると、変動の激しい市場状況にもかかわらず、ビットコイン（BTC）の新規アドレス数が増加していることから、仮想通貨の個人投資家が戻ってきている可能性がある。

新規ビットコインアドレスの急増

仮想通貨トレーダーのアリ・マルティネス氏は、ソーシャルメディアプラットフォームXで66,000人のフォロワーと共有したチャートで、BTCブロックチェーン上の新規アドレス数が下降トレンドラインを突破したことを示している。

「個人ビットコイン投資家が復帰している！ ネットワーク上の新しいBTCアドレスの数が352,124に急増し、4月以来の最高レベルに達した。」

マイナーの動向とビットコイン強気市場の予兆

マルティネス氏は、時価総額で最大の仮想通貨であるビットコインのマイナーがそのポジションを手放していると指摘しており、これは一般的にビットコインの強気市場の前兆とされている。

ビットコインディップの購入

アナリストは分析を締めくくるにあたり、仮想通貨取引所Bybit上のあるエンティティが最近の価格下落時にビットコインを大量に購入していることを示す指標があると述べている。

「Bybitの誰かがビットコインのディップを買っていることは、最近のBTCテイカーバイ/セル比率のスパイクから明らかである」

マルティネス氏のチャートは、BTCのテイカーバイ/セル比率（デリバティブ市場におけるロングとショートの取引量の比率）が12.306であることを示している。

1を超える値は、BTC強気派が市場価格でロングポジションを取っていることを示唆している。

ビットコイン取引価格は本稿執筆時点で63,331ドル（約1,013万2,960円）であり、過去24時間で4%以上の上昇を見せている。

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