結論:60,730ドルからの反発上昇に期待できるが、上位足の下落勢力による抵抗ポイントがいくつもあるため、十分なリスク調整が必要になる
本日のBTC相場では、US時間にかけて60,730ドルでの反発上昇が見られたが、その後の日本時間にかけては先日の予想通りに円安を懸念してマチマチな展開が継続する形となった。
最近のBTC相場を見ていると、大きなイベントや投資家の懸念が発生している際には、市場の値動きが非常におとなしくなる傾向があるので、この動きは来週にかけても継続していく可能性が高いと見ている。
今後のロングエントリーを狙う場合には、長期足200MAを上抜けすることが大きな要因にはなるものの、上振れポイント付近では4時間足と日足の抵抗ポイントがいくつかあるので、そこを起点に再度反発下落する可能性は高い。
このように、現在のBTCでは一時的な上昇が見えるものの、長期的にみると売り勢力による反発下落の可能性の方が優先的に見えるので、エントリーを検討する場合はLot数などを細かく調整することが重要になるだろう。
エントリー:200MAを上振れし、押し目を形成したとき(63,600ドル付近)
利確:上昇ダウが崩れた時
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えたとき
結論:1時間足下向き200MA付近での反発下落の可能性があるため、その戻り目を起点にショートエントリーに期待ができる展開
本日のBTC相場では、先日にかけての戻り売り形成後の下落トレンドが継続することはなく、60,730ドルで反発上昇が緩やかなに進んでいく展開となった。しかし、コインパートナー的には現在も引き続き下落が優勢の展開と見ている。
今回の小規模の反発上昇を理由に「今後も長期的な上昇は続いていくのか?」と考えるトレーダーもいると思うが、現在の上位足の状況と水平線の位置関係を見る限り、反発下落する可能性が高いポイントがいくつか存在している。
その中でも63,000ドル付近では、1時間足の下向き200MAと抵抗の可能性がある水平ラインが重なっているため、そのポイント付近で長い上ヒゲを残していけば、売り勢力の再加速になるだろう。
そのため、コインパートナーとしての次のショートエントリーポイントは、63,000ドル付近で戻り売りを形成した後に高値切り下げ+直近安値越えしたタイミングと見ている。
エントリー:200MAで反発され、戻り売りを形成した後に高値切り下げ+直近安値越えしたタイミング(61,200ドル付近)
利確:59,660ドルで反発されたとき
損切り::エントリー時の直近高値を実体で超えたとき
来週は7月1日と3日にかけて米国のISM発表を控えているため、ビットコイン市場では消極的な動きが見られる展開となるだろう。
特に7月1日に関しては、現在円安が起きていることによるしいょう全体の介入への懸念と米国ISM発表を控える様子見の姿勢が予測できるので、小規模の取引高となるだろう。
コインパートナーとしては、エントリーを狙っていくのであれば様々なリスクを考えた上で、7月2日以降の参入が良いと考えている。
取引高 | +3.85% | $41.05B |
未決済建玉(OI) | +0.81% | $32.24B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | $5.09M | |
24時間の間に清算されたショート | $12.30M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC
参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT
24時間ロングボリューム | +3.43% | $18.19B |
24時間ショートボリューム | +1.89% | $18.18B |
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Kawakami