パラグアイ議員が仮想通貨ビットコイン(BTC)マイニングに係る法案を提案する方針

パラグアイ議会が、ビットコイン(BTC)マイニングを規制する新たな法案を採決する予定であることが明らかになった。

この法案は、マリア・コンスタンシア・ベニテス議員によって提出されたものであるところ、「ビットコインマイニング業がパラグアイの経済・技術発展を促進する能力を強調する」と報じられているため、当該法案は企業に有利なものであるとの見方が強い。

ベニテス氏による法案草案では、ビットコインマイニングは「外国投資を誘致し、新たな雇用を生み出すのに役立つ」としているほか、法案本文には以下のように記されている。

「仮想通貨マイニングを法制化することは、国内外の投資を誘致し、雇用を増やす可能性を秘めているため、根本的に重要です。そうすることで、パラグアイはラテンアメリカ地域の近代化された技術の中心地としての地位を確立するでしょう。」

また、この法案は、マネーロンダリング防止とテロ資金対策の規定を業界に課すことを目指している。より具体的には、BTCマイナーが厳しい環境規制に従い、環境に優しい再生可能エネルギー中心のエネルギーミックスを確実に使用することを提案する。

もっとも、同国では、昨今違法なマイニング事業の取り締まりが強化されるなど、規制が強まっている側面もある。今後上記法案につきどのような対応がとられるのか広く注目が集まっていきそうだ。

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この記事は「Paraguay Lawmaker Launches New Bid to Regulate Bitcoin Mining」を参考にしています。