「オンチェーン」に対するGoogle検索関心指標が5月に過去最高水準に到達

Googleトレンドのデータによると、「オンチェーン」という用語に対するGoogleの検索関心は5月に過去最高に急上昇したことが明らかになった。

過去5年間、「オンチェーン」に関する検索関心指標は、100点満点中25点以下で推移していたが、3月には一時的に30点前後まで上昇した。その後、526日から61日の間に、当該指標は100に達するに至った。

最近のこのような傾向について、CryptoQuantCEOであるKi Young Ju氏は、自身のXにおいて以下のようにコメントしている。

「かつては技術用語だった『オンチェーン』は、今では広く知られています。次のステップは、すべてをオンチェーンで記録することです。いまや学習段階は終わり、新しい時代が到来しつつあります。」

なお、データによれば、過去30日間で「オンチェーン」という用語に対する関心が最も高かったのはナイジェリアで、次いでアフガニスタンとエチオピアとなっている。

昨今の「オンチェーン」に関連する動向は?

まず一つとして、最大のオンチェーントークン化財務ファンドの動向が挙げられる。
4月下旬、ブラックロックUSDインスティテューショナル・デジタル流動性ファンドは、ブロックチェーン上でトークン化された最大の財務ファンドとなった。同ファンドの現在の運用資産は45,990万ドルで、2位のフランクリン・テンプルトンの35,770万ドルを上回っている。

次に、StarkWareとGaiaNetがAIエージェントをオンチェーンで導入したことも挙げられる。
5月、イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンであるStarknetは、AI企業Gizaと提携し、利回りの最適化やポートフォリオの再配分など、ユーザーのためにオンチェーンアクティビティを自律的に実行できるAIエージェントをブロックチェーン上でまもなく許可すると発表していた。

数週間後、GaiaNet AIエージェントソフトウェアをオンチェーンで分散化することを目指すAIインフラストラクチャプロジェクトのために1,000万ドルを調達。GaiaNetは、個人や企業が管理するエッジノードの分散ネットワークを利用して、それぞれの専門知識に基づいたAIモデルをホストし、各ノードはオペレーターに代わってタスクを実行するAIツインとして機能する。

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この記事は「Worldwide searches for ‘onchain’ on Google hit all-time high」を参考にしています。