本日の相場では、1時間足チャートで短期MAが200MAを下振れたことにより、ロングの展開にはなりにくい状況となっている。ここまでの動きを見ると、ロングエントリーの検討は明日以降の相場になるだろう。
このように考えられる大きな要因としてあるのが「200MAの向きが下向きになっている」ことがある。200MAは他の短期MAと比較しても動きが非常に緩やかなので、本日の相場で短期MAが上振れしたとしても、200MAが上記画像のように上向きに追いつくには時間がかかる。
しかし、もし本日のUS時間に掛けて上昇トレンドが復活の動きを見せ、短期MAが上振れの動きを見せれば、今後の中期的な上昇トレンドに北尾ができるため、それ以降のエントリーポイントは分かりやすくなる。
そのため今後、ロングでのエントリーを検討する場合は、まず200MAを上振れすることに注目する必要があり、そこから押し目ポイントを探していく必要がある。
エントリー:短期MAが200MAを上振れし、押し目形成→安値切り上げ→直近高値更新を1時間足で確認出来た時(69,500ドル付近)
利確:70,360ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えたとき
本日の相場では、短期MAが200MAを下振れたことにより、短期的な下落トレンドが見れる展開となった。現在も下落トレンドの形を形成しているものの、転換ライン67,230ドル付近での抵抗が強く機能していることが確認できる。
そのため、今後のショートエントリーを検討する際には、この水平線を実体越えで下振れることができるかが大きなカギとなるだろう。このラインを突破し、戻り売りを形成することが確認できればショートへの期待が高まる。
ショートを狙う際は上記画像のように「一度水平線を突破してから、価格が戻り、高値切り下げからの直近安値更新でのタイミング」でエントリーができれば、短期的な売りに期待ができる。
エントリー:水平線67,230の実体越え後に、戻り売りを形成したとき(67,000ドル付近)
利確:66,000ドル付近で反発されたとき
損切り::エントリー時の直近高値を実体で超えたとき
今週のBT相場では、週明けからの上昇トレンドを戻す展開が確認できているが、最近では大手企業がビットコインを大規模保有していることやトランプ氏の発言、イーサリアム現物ETF承認に対しての好感などの要因から、多くの投資家は「仮想通貨は上昇していく」と考えているようだ。
そのため、現在は短期的な下落傾向が見られるものの、価格調整が終わり、多くの投資家によるビットコイン買い戻しが発生すれば大きく上昇していく可能性は十分に高いと考える。
今後も引き続き上位足チャートの水平線付近での、変動の動きに注目することが今後のトレンドを予測する大きなカギとなるだろう。
取引高 | -1.48% | $57.02B |
未決済建玉(OI) | -0.33% | $34.50B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | $14.13M | |
24時間の間に清算されたショート | $10.90M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC
参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT
24時間ロングボリューム | +5.96% | $23.81B |
24時間ショートボリューム | +4.64% | $24.29B |
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Kawakami