これまで、仮想通貨に関して否定的だったドナルド・トランプ元大統領が、先日の講演で”仮想通貨を肯定する発言”をしたことで、トランプ元大統領をテーマにした「MAGA (TRUMP)は最大78%まで価格が急騰した。

トランプ氏をテーマにしたMAGAが78%急騰

仮想通貨市場において、政治テーマのミームコインが一際目立っている。特に、トランプ元大統領をテーマにした「MAGA (TRUMP)」は、先日の暗号資産に関する肯定的な発言を受け、5月9日には最大78%まで価格が急騰した。

この影響で、MAGAは過去24時間で46%増加し、さらにコインの24時間取引量も2億8180万ドルと620%増加の増加を達成している。これにより、MAGAは市場資本化においてCoinGeckoで248位にランクされ、13番目に大きなミームコインとなった。

この現象は、トランプがフロリダ州パームビーチのマー・ア・ラゴ・リゾートで開催されたNFTディナーでの講演が大きなキッカケである。彼はこの講演で、現職のジョー・バイデン大統領とその政権が暗号資産業界に反対していると批判し、自身がプロ・クリプト(仮想通貨肯定派)であることを強調した。

この発言の影響は他の政治関連トークンにも及んでいるようだ。例えば、「Donal Tremp (TREMP)」は過去24時間で136%増加し、「Independence Token (RFKJ)」(ロバート・F・ケネディ・ジュニアを支持するトークン)は24.4%上昇した。

一方、ジョー・バイデン大統領の名前の誤記をテーマにした「Joe Boden (BODEN)」はわずか1%の上昇に留まりながらも、トランプの以前の発言を受けて3月8日には22%上昇している。

ビットコイン価格がスポットライトを浴びる中、ミームコインの売却が進む動向も見られおり、ミームシーズンの終焉が囁かれているが、今回のトランプ氏の発言や大統領再就任などが起きれば、新たな転換が発生すると多くの投資家が好感しているようだ。

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この記事はCointelegraphの「Trump-themed MAGA memecoin rallies after his pro-crypto comments」を参考にして作られています。