ステーブルコイン大手のテザーが、ジョージアに拠点を置く暗号通貨決済プロバイダーCityPay.ioへの追加投資を行い、東ヨーロッパでの仮想通貨事業の更なる強化に取り組むようだ。

テザーが東ヨーロッパでの事業拡大を目指す

ステーブルコイン大手のテザーは5月8日に、ビットコインなどの暗号通貨でウェンディーズやラディソンホテルのサービスを支払うことができる決済プラットフォームであるCityPay.ioへの追加投資を正式に発表した。

テザーは、ジョージアに拠点を置く暗号通貨決済プロバイダーCityPay.ioへの追加投資を行い、東ヨーロッパ、特にジョージア、アルメニア、アゼルバイジャン、カザフスタン、ウズベキスタンでの暗号通貨の採用を推進している。

この新たな投資により、CityPay.ioは東ヨーロッパでの事業拡大をさらに強化し、2024年5月現在、ジョージアに600以上の拠点を持ち、次の2年間で独自の電子ウォレットとカードソリューションを立ち上げる予定である。さらに、指定された拡大地域全体に50万以上の暗号通貨決済ポイントを設立するという大きな野望も持っている。

この投資の背景には、東ヨーロッパでの暗号通貨の利用促進と、その地域での金融サービスの革新があるようだ。CityPay.ioとテザーは昨年から緊密に協力しており、これは2023年にテザーがCityPay.ioに対して行った世界初のステーブルコイン企業による投資に続くものである。

テザーのCEOであるパオロ・アルドイノは、「以前のCityPay.ioとの協力は、ジョージアでの暗号通貨の便利な使用を拡大するという興味深い結果をもたらした。この第二回目の投資により、これらの結果を基にして、伝統的な決済システムを変革する最先端技術の採用を推進することを目指す」と述べている。

＼discordを使って／

仮想通貨のニュースを逃さずチェック

この記事はCointelegraphの「Tether scales crypto payments in Eastern Europe with new investment」を参考にして作られています。