戦略まとめ

    ビットコインテクニカル分析

    BTC/USDT日足チャート

    BTC/USDT4時間足チャート

    BTC/USDT1時間足チャート

    上昇シナリオ

    本日のビットコイン相場では、6日に到達した4時間足転換ラインでの短期ショートトレーダーによる決済ロングが見られる展開となった。

    現在の1時間足チャートを見てみると、200EMAにタッチしたことから、反発を予測した買いトレンドが続くと考えるかもしれないが、難しい展開となりそうだ。その要因として、他の時間足チャートを見てみる必要がある。

    日足チャートでは上向きの80EMAにタッチしたことや、週足は20EMAで下ヒゲで強く反発していることなど、上昇トレンドを後押しする展開が確認できる。しかし、4時間足チャートはこれらとは真逆で下向きの200EMAで強く反発している。

    そのため現在は、4時間足の売り勢力と1時間・日足・週足の買い勢力がぶつかり合っている+交錯している状況であるため、今後はサポート61,150ドルとレジスタンス65,180ドルのどちらかを突破する動きがカギとなる。

    ロングを検討しているトレーダーは、65,180ドル突破後の1時間足での押し目買いが狙えそうだ。

    エントリー:4時間足転換ライン65,180ドル突破後に1時間足での押し目買い(66,240ドル付近)
    利確:68,450ドルで反発されたとき
    損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えた時

    下落シナリオ

    本日の相場では、6日に到達した4時間足転換ラインからの売りトレンドが優勢の展開になったものの、1時間足200EMA62,800ドルでの反発によって決済ロングが進行し、その後は上位足との交錯を表すマチマチの展開が確認できた。

    今後の展開としては、1時間足チャートも4時間足に連動して下落トレンドに転換する可能性があるものの、上位足勢の上昇圧力もあるためサポート61,150ドルとレジスタンス65,180ドルでのレンジ相場となりそうだ。

    そのため、今後の中期的なショートを検討するトレーダーは、サポート61,150ドルを突破と日足・週足のサポート勢力のテクニカル状況をよく見極める必要があるだろう。

    エントリー:日足サポート61,150突破後に1時間足で戻り売り(60,600ドル付近)
    利確:56,550ドルで反発されたとき
    損切り::エントリー時の直近安値を実体で超えた時

    デリバティブ基本データ

    取引高 -19.23% $53.41B
    未決済建玉(OI) -1.36% $29.96B
    オプションの出来高 -39.73% $625.97M
    オプションの未決済建玉 +2.18% $10.24B
    24時間の間に清算されたロング $32.43M
    24時間の間に清算されたショート $6.79M

    参照:https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC

    ファンディングレート(FR)・未決済建玉(OI)分析

    参照:https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT

    ロングショート比率

    24時間ロングボリューム -15.03% $25.33B
    24時間ショートボリューム -14.16% $26.71B

    参照:https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio

    注目ニュース&相場一言アドバイス

    4時間足と週足のトレンドが交錯する展開

    5月8日の相場では、6日午後からの売りトレンドが縮小されたことが”清算されたロングボリューム”から確認できた。その要因として日足・週足の上昇勢力によるサポートの動きが予測できる。

    これまでの動向から、日足80EMA(赤ライン)でのタッチは強く機能しており、一部のトレーダーは再上昇を検討しているのに対し、4時間80EMAでの戻り売りも強く機能しているため、今後はUS時間に掛けてサポート61,150ドルとレジスタンス65,180ドルのどちらかを振れる動きがカギとなる。

    短期トレーダーは、今後のレンジ相場を狙った小値幅に参入することができるが、1時間足以降でのエントリーを検討している場合は、様子見姿勢の継続となりそうだ。

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    これまでの”半減期”過去データ分析

    これまでの3つのデータから、今回の半減期後にビットコインの価格が急上昇するのは「半減期を迎えた50~100日後になる可能性が高い」と予測することができる。
    今回のビットコイン半減期は2024年4月20日に行われたため、”2024年6月9日~7月30日”の間でビットコイン価格が急上昇する可能性がありそうだ。

    これまでのビットコイン価格は、過去の半減期後に最高値を毎回更新してきた。今回もまた、多くの著名人が中期的な上昇相場になっていくことを予測しているため、多くの投資家は半減期後すぐにこれまでと同様の強気相場となっていくと考えていたようだ。しかし、実際に注目すべきタイミングは半減期直後ではなく、もう少し先の”2024年6月9日~7月30日”の間であると、多くの投資家が考察している。

    半減期後の値動きなどに関する詳細情報は、画像と共に下記の記事で紹介しているので、中期的上昇を期待している方は確認してみてください。