現在、64,000ドル付近で推移しているビットコインだが、BTC現物ETFからの資金流出やFBIによる未登録の仮想通貨サービスへの警告などが投資家にとって不安要因となり、市場の信頼性に疑問を投げかけているようだ。

ビットコイン|ETFからの流出やFBI規制が不安要素

ビットコイン(BTC)が64,000ドル付近の価格を維持している中、いくつかの逆風が市場の不安定性を高めている。特に注目されるのは、米国のビットコイン現物ETFからの大量の資金流出と、FBIによる未登録の仮想通貨サービスへの警告である。これらの事象は、投資家にとって不安要因となり、市場の信頼性に疑問を投げかけている。

このビットコインETFからの資金流出は、手数料が原因であると考えられており、大手投資管理会社フランクリン・テンプルトンが例外的な資金流入を記録する中で、4月25日には2億1800万ドル、その前日には1億2000万ドルの資金が流出している。これは市場に追加の圧力を与え、価格の波動を招いている。

さらに、FBIの警告や米国上院議員の行動は、特に児童性的虐待コンテンツと関連した仮想通貨の取引への規制を強化しようとするものだ。これらの動きは、仮想通貨の使用がどのように規制されるか、そしてその合法性がどう見られているかに大きな影響を与える可能性がある。

一方で、ビットコイン支持者は、米国のマクロ経済指標の変動をポジティブなシグナルと捉えているようだ。

具体的には、米国の個人消費支出(PCE)の増加や、インフレ率の上昇がビットコインの価値をさらに高める要因であるとされている。また、米国の連邦準備制度理事会(FRB)の金利政策や日本の経済状況も、ビットコイン市場に影響を与える重要な要素となっており、これらが中央銀行による新たな経済刺激策の引き金となる可能性があると考えられている。

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この記事はCointelegrapheの「Bitcoin price holds steady amid spot BTC ETF outflows and uptick in unfriendly regulation」を参考にして作られています。