4月19日に、フィリピン証券取引委員会(SEC)は、バイナンスが国内で違反行為を提供していると指摘し、GoogleおよびAppleと協力して、アプリ削除の申請を行った。

SECがフィリピン国内のバイナンスアプリの削除を申請

フィリピン証券取引委員会(SEC)は、4月19日付の通知に基づき、GoogleおよびAppleと協力し、フィリピンのユーザー向けバイナンスアプリのアプリマーケットからの削除を要請している。

この要請が受理されれば、フィリピンのユーザーはGoogle Play StoreやApple App Storeを通じてバイナンスのサービスを利用できなくなる可能性が高い。

SECは、バイナンスがフィリピン国内で未登録の証券を提供し、未登録ブローカーとして活動していると指摘し、これが共和国法第29条「証券規制法」に違反すると指摘している。

このため、SECは国内でのバイナンスの活動に制限を加える試みを進めており、未登録の投資商品から公衆を守るため、ウェブサイトへのアクセス遮断や広告の停止といった措置が講じられているようだ。

バイナンスは世界的にも厳しい監視下にあるが、アメリカ、イギリス、ナイジェリアを含む複数の国で法的な課題に直面している。また、バイナンスは法的要件に適応しようと努力し、インドやドバイでの重要な規制承認を獲得するなど、規制環境をうまく解決しているため、今回の問題に関してもその柔軟性が活かされるか注目されている。

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この記事はCryptoSlateの「Binance faces app removal in the Philippines over regulatory issues」を参考にして作られています。