米大統領選の無所属候補ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、完全に透明なテクノロジーであるブロックチェーンを採用する理由として、国防総省の法外な支出を挙げた。

米大統領選の無所属候補ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏が米予算をブロックチェーンに組み込むことを公約

ロバート・F・ケネディ・ジュニア米大統領候補(無所属)は日曜日、ブロックチェーン技術が政府の透明性を高める上で重要な役割を果たすと述べ、連邦予算のWeb3による刷新を呼びかけた。

「私はアメリカの予算全体をブロックチェーンに載せるつもりだ。そうすれば、全てのアメリカ人が1日24時間、いつでも予算全体の全ての項目を見ることができる」と彼はミシガン州での集会で語った。

公開された分散型台帳上で日々の支払いが円滑に行われることで、権力者はより説明責任を果たすことができる、とケネディ氏はツイッターで共有されたビデオで示唆した。

理論的には、毎日記録されるであろう何千、何万ものトランザクションの中で、政府の支出がどのように行われているかを誰でも見ることができる。

「誰かが便座に16,000ドル(約250万円)も使っていれば、誰もがそのことを知ることになる」とケネディは語り、国防総省の購買習慣をめぐる2018年の騒動を引き合いに出した。

ケネディの最新の発言は、暗号通貨技術を国家経済を改善する道として推進する彼の継続的なキャンペーンを続けている。

例えば昨年7月、ホワイトハウスのホープである彼は、米ドルをビットコインの準備金で支えることを提案した。

ケネディ氏のビットコインへの称賛は、彼の選挙綱領の中心的な部分となっている。

彼はマイアミで開催されたBitcoin 2023で基調講演を行い、最近ではイーサリアムの年次会議であるETHDenverに出席した。

ブロックチェーンは、政府の監視に関して市民に力を与えることができるものの、その透明性が市民に対して武器になる可能性があることをケネディは認めている。

中央銀行デジタル通貨(CBDC)を警戒するケネディ候補は、この技術は米国における金融監視に向かう滑りやすい坂道だと述べている。

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