仮想通貨サービス企業Abra、個人・機関顧客向けの新たなプラットフォームを導入へ

大手仮想通貨サービス企業Abraが、個人及び機関顧客向けの「Abra Private」「Abra Prime」と呼ばれる新たなプラットフォームを導入することが明らかになった。

これらは、ファミリーオフィスや信託などの個人顧客だけでなく、ヘッジファンド、ベンチャーキャピタルマネージャー、仮想通貨インフラストラクチャに携わる企業などの機関顧客への個別のカテゴリーへの対応に基づいて作成されている。

まず、「Abra Private」は、仮想通貨に焦点を当てた資金管理ソリューションを必要とする富裕層や民間企業向けに、個別化されたサービスコンセプトを作成することを約束している。次に、「Abra Prime」は、機関投資家向けにステーキング、借入、融資などのサービスを提供する。

また、同社は、子会社であるAbra Capital Management LPを、SECに正式に登録された投資顧問にすることに関して法律を確実に遵守しているとも説明している。

今回の取り組みについて、Abraの資産管理部門管理人であるマリッサ・キム氏は、「リスクと手間のかからない金融ツールを提供する」という目標を強調したほか、以下のようにコメントした。

「投資家が、ビットコイン、イーサリアム、その他のアルトコインで利益を上げ、仮想通貨を担保に借り入れできる、信頼性が高く安全な市場に対する高い需要を特に認識しています。新たなプラットフォームにより、クライアントは、DeFi投資等の複雑さを排除して、市場に直接アクセスできるようになります。」

今回のAbraの取り組みは、従来の金融プラットフォームとデジタル資産の融合のフロンティアとして広く注目を集めている。仮想通貨の世界がその成熟のプロセスを緩めず、より多くの機関が仮想通貨分野に参入することを踏まえると、強力なコンプライアンス、セキュリティ、カスタマイズされたサービスを備えたAbraのさらなる成長に期待が高まるところ、引き続き同社の動向に注目していきたい。

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この記事は「ABRA INTRODUCES NEW PLATFORM FOR PRIVATE AND INSTITUTIONAL CLIENTS」を参考にしています。