香港の証券規制当局は、複数のビットコインとイーサリアムのスポットETF申請を条件付きで承認した。

香港でビットコインとイーサリアムのETFが承認される

月曜日の朝、チャイナアセットマネジメントとハーベストグローバルインベストメンツは別々の声明で、香港証券先物委員会(SFC)による申請の原則的承認を発表した。

ハーベストグローバルインベストメンツはその後声明を削除し、規制当局からの公式声明を待っているようだ。

デジタルアセットプラットフォームのOSLは、チャイナアセットマネジメントとハーベストグローバルインベストメンツのETFの「サブカストディアンパートナー」として活動することを別々のプレスリリースで発表した。

また、ボセラアセットマネジメントは、ハッシュキーキャピタルと共同で運用するETFの申請について、条件付き承認を得たと発表した。

OSLのパトリック・パン最高経営責任者(CEO)は声明で、チャイナアセットマネジメントのサブカストディアンに任命されたことについて、「米国市場で見られる評判の良いパートナーシップの傾向を反映し、香港でデジタル資産投資を推進するという我々のコミットメントを示すものだ」と述べた。

中国本土が数年にわたり仮想通貨の取り締まりを行っている一方で、香港は仮想通貨のハブとしての地位を確立するため、2023年6月に仮想資産取引プラットフォーム(VATP)のライセンス制度を導入し、仮想通貨セクターを受け入れている。

2023年8月には、HashKeyとOSLが香港でリテールユーザーにサービスを提供する最初の仮想通貨取引所として認可された。

米国のイーサリアムETF承認は悲観的な見方が強まる

このニュースは、米国証券取引委員会(SEC)が複数のビットコインETFのスポット申請を承認したわずか数カ月後に発表された。

しかし、米SECはイーサリアムETFのスポット承認には消極的で、複数の申請への対応を遅らせている。

一方、イーサリアム財団は「国家当局」から調査を受けていることを明らかにしており、米国の規制当局であることは確認されていないものの、アナリストの間ではイーサリアムETFが承認される可能性について悲観的な見方が強まっている。

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