一時は「イーサリアムキラー」と呼ばれていたソラナが、ステーブルコイン決済の手段としてETHを凌駕していると、アライアンス・バーンスタインのアナリストが述べている。
世界的な投資会社であるアライアンス・バーンスタインが発表したところによると、ソラナは決済競争に勝利している。
アナリストのGautam Chhugani氏とMahika Sapra氏は、火曜日に発表したメモの中で、現在の強気相場の中でステーブルコインの利用が再び増加していると述べた。
第5位の暗号通貨SOLを支えるブロックチェーンであるソラナは、国境を越えた決済に利用されているステーブルコインの中で先頭を走っている。
「このサイクルでの大きな変化は、前サイクルのマーケットリーダーであるイーサリアムに対して、ステーブルコインの送金額でソラーナが圧倒的なシェアを占めていること(最高シェア43%)である。」と報告書には書かれている。
仮想通貨データプラットフォームArtemisのデータによると、昨日の時点で、送金されたステーブルコインのソラナの市場シェアは、総額1167億ドル(約17兆7160億円)のうち636億ドル(約9兆6550億円)であった。
イーサリアムは266億ドル(約4兆380億円)で2位だった。
ブロックチェーン上の実際のステーブルコインの時価総額ではイーサリアムがまだ勝っているが、その資金の多くが使われていないことは注目に値する。
バーンスタイン・レポートは、ソラナが成長し、価値の移転でイーサリアムの市場シェアを抜いたにもかかわらず、特にスケーラビリティに関してはまだ長い道のりがある、と付け加えた。
「さらに、消費者決済に必要なスケーラビリティは、ここから15倍から20倍の成長が必要になる」とバーンスタインのアナリストは指摘している。
ステーブルコインは、仮想通貨エコシステムにおいて、ビットコインやイーサリアムのように突然価値が下がったり上がったりするリスクなしに資金を移動させるために使われる。
このようなコインやトークンは、米ドルや他の不換紙幣のような安定した通貨価格と連動している。
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer