今回の投資は、スクウェア・エニックスによるブロックチェーンとWeb3への新たな注力の中で行われた。

スクエアエニックス、仮想通貨ベースのゲームプラットフォームHyperPlayに投資

ファイナルファンタジーやキングダムハーツのフランチャイズ、その他数十の世界的なヒットゲームの責任者である日本の技術大手スクウェア・エニックスは、3月19日付けで仮想通貨ベースのWeb3ゲームプラットフォームHyperPlayとパートナーシップを締結した。

プレスリリースによると、この提携にはスクウェア・エニックスからの未公開額の投資が含まれており、資金はHyperPlayゲームストアの拡大と規模拡大に使用される。

また、スクウェア・エニックスの「SYMBIOGENESIS」は、デジタル資産の所有にまつわるMetaMaskベースのアート体験であり、HyperPlayのストアフロントで配信される予定だ。

スクウェア・エニックスの投資担当ゼネラルマネージャーである上原英明氏は、プレスリリースの中で、この投資とパートナーシップを「非常にエキサイティングなもの」とし、「HyperPlayチームは、ゲームの流通を改善し、ゲーム開発者にとってより有益な新しいビジネスモデルを生み出すための、並外れた製品を構築した」と同社は考えていると付け加えた。

この投資とパートナーシップは、ブロックチェーン、Web3、人工知能(AI)をサポートするために、会社の組織構造を近代化しようとスクウェア・エニックスの幹部が再び推進している中で行われた。

HyperPlayの創設者であるJacobC.eth氏はプレス発表の中で、今回の投資はHyperPlayがゲーム分野を根底から覆すという使命を果たす上で助けになると述べた。

「HyperPlayは、最もWeb3ネイティブなゲーム配信プラットフォームを拡大し続ける予定だ。我々は、より多くのゲームストアを集約し、より多くのプラットフォームにHyperPlayを導入し、より多くのプレイヤーをゲームに誘導するための新たな配信チャネルを開設し、Web3ゲームに関するユーザーエクスペリエンスを向上させる。」

同社はまた、プライムユーザーをHyperPlayエコシステムに取り込むためのAmazonとの提携を含む2024年第2四半期の計画も明らかにした。

同社の担当者によると、「Amazonプライム会員資格を持つユーザーは、HyperPlay内からAmazonプライムゲーミングタイトルを起動したり、HyperPlayストアから直接プライムゲーミング限定特典や無料ゲーム、その他の特典を利用したりできるようになる」とのことだ。

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