集中型仮想通貨取引所市場における市場シェアに変化が見られつつある。
仮想通貨取引所大手Binanceの市場シェアが、2023年初の54.2%から2023年末までに48.7%へと減少した。
一方で、OKX、Bybitの市場シェアが、それぞれ4.3%、2.2%上昇し、着実に成長を続けているようだ。これらの市場シェアの変動により取引所の階層が再形成され、現在ではBinance、Upbit、OKXが年間総取引高で上位3位を占めている。
また、デリバティブ領域では、Binance、OKX、Bybitが最有力候補として浮上しているほか、DEXセクターでは、特にSolana(SOL)の価格が急騰し、Solanaエコシステムに対する市場の注目が高まっている。
規制上のハードルが問題視され市況も比較的不安定であった昨年においても、市場シェアは微減したものの引き続きBinanceがリーダーシップを発揮していることや、トレーダーが集中プラットフォームによって提供されるセキュリティとサービスを明確に優先していることなどを考慮すると、依然として集中取引所に対する業界の信頼は衰えていないことがわかる。
引き続き各取引所の動向を注視しつつ、ビットコイン(BTC)を含む仮想通貨市場全体の動きに注目していきたい。
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この記事は「Binance's Market Share Among Crypto Exchanges Slides As OKX, ByBit Chip Away At Its Dominance」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta