仮想通貨ATMの調査を行っているCoin ATM Radarが、2023年12月のATM台数を公表した。
同社の調査によると、2023年は1年間の仮想通貨ATMの減少数が過去最大となったようだ。

仮想通貨ATMが減少

2023年は仮想通貨ATMが大きく減少したことがCoin ATM Radarの調査によって明らかとなった。
2022年12月には世界で39,350台が稼働していたが、2023年12月には33,371台となり、5,979台の減少となった。
この減少は2013年10月に設置されて以来、最大の年間減少数となっており、これまで増加傾向にあったものが一転している。

(参考 Coin ATM Radar)

同社のデータでは、月別の設置と撤去の件数も調査しており、2023年1月には1,523台のATMが撤去され、2月には210台、そして3月には3,555台と大幅に減少した。5月から6月にかけては一時的に回復し、2,500台近くが新たに設置された。しかし、7月は年間を通じての減少数が最も多く、4,218台が撤去された。

市場シェアについては、10事業者が世界の仮想通貨ATMの約67%を運営している。Bitcoin Depotが6,311台でトップとなっており、Coinflipが3,880台で2位、3位と4位はBitstopとRockitcoinとなっている。
残りの33%は488社で管理されており、主要事業者にATMサービスが著しく集中している。

市場全体が長い仮想通貨の冬から抜け出しつつあるため、仮想通貨ATMの再導入の動向に注目したい。

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この記事はcrypto.newsの「Global crypto ATM network shrunk more than 5,700 in 2023」を参考にして作られています。