シルバート氏の後任には、グレイスケールの親会社であるデジタルカレンシーグループの最高財務責任者(CFO)、マーク・シフケ氏が就任する。

ビットコインETFの決定が迫る中、グレイスケールのシルバート会長が辞任

バリー・シルバート氏がグレースケール・インベストメンツの取締役会長を辞任したと、同社が火曜日に証券取引委員会(SEC)に提出した書類で発表した。

グレースケールの親会社であるデジタルカレンシーグループ(DCG)のCEOであるシルバート氏は、この記事を書いている時点では、辞任について公にコメントしていない。

グレイスケールのもう一人の取締役、マーク・マーフィーもシルバートとともに取締役を辞任した。両氏の辞任は1月1日に発効する。

DCGの現CFOであるマーク・シーフケ氏がシルバート氏の後任としてグレイスケール社の会長に就任するという。

また、DCGのオペレーション担当副社長であるマット・クンメル氏とグレイスケールのCFOであるエドワード・マクギー氏も取締役に追加された。

広報担当者は、グレイスケール社にとって重要な時期に訪れたリーダー交代の理由について、「グレイスケールと当社の投資家は、グレイスケールの次の章の準備として、金融サービスと資産管理業界におけるそれぞれの経験から恩恵を受けるだろう」と述べ、それ以上のコメントを避けた。

今後2週間のうちに、アナリストはSECが史上初のスポット型ビットコインETFを承認する用意があると予測している。

グレイスケールは、連邦政府機関が現在審査中のビットコインETF申請企業のひとつである。

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