BTCステーキングで注目のBabylon Chain、1,800万ドルを確保

ビットコインのステーキングに焦点を当てたプロトコルBabylon Chainが、Polychain CapitalとHack VCが主導した投資ラウンドシリーズAで1,800万ドルの資金を確保したことが明らかになった。

Babylon Chainのビットコインステーキングプロトコルの主な目的は、BTCをステーキングする際のPoSネットワークを促進し、それによって新興ブロックチェーンエコシステムに流動性とセキュリティを強化することにある。

一般的に、PoSチェーン全体のセキュリティ及び信頼性は、ステーキングされるコインの量に大きく依存する。ただし、ビットコインは、マイナーが複雑な数学的問題を解決してトランザクションを検証するPoWとして知られる代替メカニズムを導入している。

そこで、Babylonのビジョンは、これら"二つの世界"をシームレスに橋渡しする点にあり、業界内外から大きな注目を集めている。

同社は10月にビットコインステーキングのminimum viable製品を発表し、PoSチェーンに対するインフレ圧力を緩和する能力があると主張しており、これによりステーキングを通じた資本注入にビットコインを利用できると同時に、新興チェーンのセキュリティを強化できるとしている。

なお、今回の投資ラウンドでも中心となったHack VCのマネージングパートナーであるAlex Pack氏は、Babylonについて以下のようにコメントしている。

「ブロックチェーン資産のロックを解除するだけでなく、より広範な人々にとってビットコインに裏付けされたセキュリティサービス(データ可用性サービス等)も可能にすることができるブロックチェーンエコシステムです。」

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この記事は「Babylon Chain Secures $18 Million Series A Funding to Revolutionize Bitcoin Staking」を参考にしています。