英決済企業のCheckout.comが、AML(マネーローンダリング防止対策)の懸念を理由に大手仮想通貨取引所バイナンスとの関係を終了することを発表した。
同取引所は今年6月にも欧州での提携銀行のPaysafe Payment Solutionsから契約を解消されている。

決済企業が契約を打ち切りへ

ロンドンに本拠を置くフィンテック企業Checkout.comが、今週バイナンスとの契約を打ち切ったことをフォーブスが報じている。
Checkout.comのCEOであるGuillaume Pousaz氏はバイナンスに対して2通の書簡を送っており、1通目は規制当局の命令やパートナーからの問い合わせを理由として契約解除に至った旨を記載していたようだ。
さらに2通目にはバイナンスのマネーロンダリング防止対策や、制裁、コンプライアンス管理に関する懸念を挙げていた。この報道に対してCheckout.comの広報担当者は、バイナンスとの契約が終了したことを認めている。
一方のバイナンスは、この契約解除が一方的なものとして、法的措置を検討しているようだ。

情報筋によると、Checkout.comはここ数ヶ月でバイナンスの取引を3億ドル(約436億円)から4億ドル(約581億円)処理していたようだ。
また、かつてバイナンスは同社最大の顧客で、2021年には1カ月間に約20億ドル(約2907億円)の処理を行っていたと述べている。

バイナンスは今年6月に提携銀行のPaysafe Payment Solutionsとの提携も解消されており、厳しい状況が続いている。

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この記事はBeInCryptoの「UK Credit Card Company Dumps Binance Over Money Laundering Concerns」を参考にして作られています。