中国のセキュリティ会社SlowMistが2012年1月以降の仮想通貨のハッキング被害額を公表した。
同社によると、被害額は累計300億ドル(約4.26兆円)を突破したとのことだ。

被害額が4兆円を突破

ブロックチェーンセキュリティ会社のSlowMistが2012年1月から2023年7月7日までの仮想通貨のハッキング被害が300億ドル(約4.26兆円)を突破したことを報告している。
同社はまた、この莫大な被害額は1,101のハッキングで蓄積されたと述べている。
そして被害が拡大し続けることに対して、ユーザーやプロジェクトがセキュリティ対策を強化する必要があることを訴えている。

SlowMist Hackedアーカイブによると、2023年7月7日の時点で、ブロックチェーン関連のインシデントによる損失総額は、なんと300億ドルにまで急増しています。
これらの驚異的な数字を考慮すると、プロジェクトもユーザーも同様に、ブロックチェーンテクノロジーの領域内でセキュリティをより重視する必要があることは明らかです。

ハッキング被害は7月に入ってからも複数件発生しており、多額の被害が出ている。
特に7月6日に発生したマルチチェーンのファントムブリッジからのハッキングは、約1億2,600万ドル(約172億円)相当のトークンが引き出されている。

なお、昨年はDeFiがハッキングの最大の標的となっており、ブロックチェーン分析会社のChainalysisによると、2022年のDeFiのハッキング額は31億ドル(約4,402億円)で2022年に盗まれた総額の82%以上を占めていると指摘している。

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この記事はTHE DAILY HODLの「Losses From Crypto Hacks Now Total Over $30,000,000,000 Across More Than 1,100 Exploits: Security Firm SlowMist」を参考にして作られています。