アメリカでのカルダノ採用が急増、ADAエコシステムの強気な成長促進が顕著に

米国でカルダノ(ADA)の採用が加速している。
仮想通貨分析企業モーニング・コンサルトのデータによると、ADAの導入は過去1年半で約2倍にまで増加しているほか、現在アメリカの人々の7%がADAを保有しているとみられるという。

カルダノの採用の急増は、その独自のステーキング機能に起因しており、保有資産から利益を得ようとするユーザーの数が増加していることが考えられる。ステーキングは、ユーザーがブロックチェーン ネットワーク上でトランザクションを保持及び検証することで報酬を獲得できるようにする分散型金融サービスをいい、過去2年ほどでステーキングは受動的収入を生み出すためにその注目度がより一層高まってきた。

また、Sking Rewardsのデータによると、現在流通しているADAの約62%がステーキングされており、この慣行が投資家にとって魅力的な選択肢となっている可能性が高いという。現在カルダノは、ステーキング報酬が最も高いネットワークの点で、イーサリアム(ETH)とソラナ(SOL)に次いで第3位にランクされている。

さらに、米国ユーザーの間での集中型取引所の人気により、ステーカーの数がさらに増加し​​、数千万人がこれらのプラットフォームを通じてADAをステーキングする可能性があるようだ。

IOGによる分散型イノベーションファンド「Project Catalyst」立上げも背景に

6月23日、カルダノ開発者であるInput Output Global (IOG)は、カルダノネットワークの開発と成長を強化するために、エコシステムの分散型イノベーションファンドである「Project Catalyst」を立ち上げた。

5,000万のADA トークンという多額の資金もこの目的のために割り当てられ、エコシステムにとってこれまでで最大の資金プールとなっている。
この動きに関して、IOGのCEOであるタマラ・ハーセン氏は、以下のように語っている。

「カルダノエコシステムには、その将来のために分散型の資金調達とイノベーションメカニズムが必要です。私たちはヴォルテールの時代にあり、人々が自分自身とエコシステム全体をどのように統治するかについてよく考えています。(中略) 基礎から構築する場合、その種の革新と成長を可能にするメカニズムが必要であり、それが役割の一つです。」

トレード戦略や投資の最新情報をサロン内にて配信中!!

>>オンラインサロンの詳細を見る >>Discordから入会する

この記事は「Cardano Sees Surging Adoption In The U.S, Fueling Super Bullish Ecosystem Growth For ADA」を参考にしています。