中央集権的な取引所に対するSECの一連の強制措置の後、Uniswapは取引量が41%増加している。

中央集権型仮想通貨取引所とSECの対立を受け、DeFiの取引量が急増

米国が2大仮想通貨取引所の訴訟に見舞われる中、仮想通貨ユーザーは分散型金融(DeFi)に目を向けているようだ。

DefiLlamaによると、分散型取引所(DEX)の取引量は爆発的に増加しており、その理由はCoinbaseとBinanceが規制の火の粉を被っていることにありそうだ。

1日の取引量が最も増加したのは、Uniswapだった。

この人気のイーサリアムベースのDEXは、1日の取引量が41%増加し、このプラットフォームの24時間取引量は5637万ドル(約79億円)に達している。

DefiLlamaによると、今週はUniswapトークンも38%の上昇を記録した。

また、PancakeSwap5月以降、1日の取引量が20%近く減少し、赤字続きだったにもかかわらず、過去24時間で17%増という数字を記録している。

しかし、このプロトコルはBinance Smart Chain上のDeFiであり、訴訟に巻き込まれているBinanceのエコシステムの一部である。

一方で、いくつかの主要なDeFiプラットフォームの取引量はほとんど変化していない。

DefiLlamaによると、Aave、Curve Finance、Compoundなどの分散型融資プロトコルは、過去1日で、0.3%から2.1%の間でわずかな増加となった。

月曜日と火曜日の規制措置は、仮想通貨業界に大きな衝撃を与えているため、トレーダーや投資家がDeFiプロトコルに目を向けるのは当然のことかもしれない。

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