分散型金融プロトコルNum Finance、150万ドル調達でサービス拡大へ

分散型金融プロトコルNum Financeが、資金調達ラウンドで150万ドルを調達したことが明らかになった。これにより、ラテンアメリカと中東でのステーブルコインの提供を拡大する計画である。

プロトコルのプレシードラウンドの投資家には、ステーブルコイン開発者のリザーブのほか、デジタル資産投資家のH2Oスカウターファンド、アルゼンチンの仮想通貨企業リピオのベンチャー部門、分散型ベンチャーファンドのVC3 DAOなどの業界大手企業等が含まれる。

これと併せて、Num Financeは、来月以内にブラジルレアル、コロンビアペソ、メキシコペソ、バーレーンディナールに固定されたトークンでステーブルコインの提供を拡大すると発表。そして、マネーマーケット金融商品のトークン化を皮切りに、現実世界の資産提供の拡大にも注力するとも付け加えた。

このプロトコルの拡大は、1,300億ドル相当のデジタル資産のサブセットであるステーブルコインが、中南米やトルコなど金融システムが脆弱な新興地域で需要が高まっていることを受けて行われた。
このような状況において、人々は送金や価値の保存の手段としてこれらのトークンを使用していると、仮想通貨調査会社Chainaysisは考察している。

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この記事は「Num Finance Raises $1.5M, Will Expand Stablecoins in Latin America, Middle East」を参考にしています。