コインベースは、この問題はステーキングをめぐる最近の規制とは無関係であるとしている。

コインベースがイーサリアムのステーキング報酬の引き出しを最大3日間停止

米国最大の仮想通貨取引所であるコインベースは、火曜日に「小さな技術的問題」を理由に、ETHステーキング報酬の払い出しを一時停止した。

同取引所は、ユーザーの報酬は「まだ獲得されており、払い出される」と約束したが、同社は、この問題が完全に解決するまでに最大3日かかるかもしれないと述べた。

「この軽微な技術的問題は特定され、我々のチームは修正を実施するために取り組んでいる。我々は、48〜72時間の解決の予測を示している。」

コインベースの製品は、個人による直接のステーキングのように、参加するために最低32ETH預金を必要としないため、多くの人がETHのステーキングを開始するための、より身近な方法を提供するものとなっている。

しかし、米国におけるステーキングサービスは今年、証券取引委員会（SEC）から証券取引法違反の疑いで非難を受けている。

同委員会は2月、自社のステーキング・サービスを登録しなかったとしてKrakenに3000万ドルの罰金を科し、ETHステーキングの引き出しが可能になる前に閉鎖に追い込んだ。

コインベースはまだ正式に起訴されていないが、同社は3月にSECから証券違反の可能性を警告するウェルズ通知を受け取っている。

コインベースは、証券取引委員会が、ステーキングサービスを含む複数のコインベース製品を問題視している可能性が高いとの見方を示した。

コインベースは、ステーキングは証券取引に当たらないと主張し、必要であればこの問題でSECと法廷で争う意向を示している。

ステーキング報酬引き出し停止は規制問題とは無関係と発表

コインベースは、火曜日にETHのステーキングを停止したことは、「規制や法的な問題とは全く関係がない」と発表した。

ただ、技術的な問題の性質や、修正に48～72時間かかる理由も明らかにしていない。

「この問題が解決され次第、最新情報を共有する」と同社は述べている。

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