先月上海が実行されて以来、ほとんどのイーサリアムユーザーがまだステーキングを開始することを強く望んでいることを示している。

イーサリアムのステーキング入金額が出金額を上回る

上海アップグレードにより、イーサリアムのステークホルダーはメインネットから資金を引き出せるようになった。

2020年12月にステーキング機能が初めて導入されて以来、これを待ち望んでいた人もいたはずだ。

上海アップグレードの余韻も一段落し、ステーキングの重要なポイントを再確認する時が来ている。

最も重要なポイントは、ステークされているイーサリアムの純額がプラスであることだ。

これはイーサリアムを預けるアドレスが引き出すアドレスより多いことを示している。

今日の時点で、この数字は97,586ETH、今日の価格で1億8900万ドル（約250億円）である。

このことから、人々はまだイーサリアムでのステーキングにかなり強気であり、そうすることでETH建ての利回りを増やせることが推測される。

一部のアナリストは、ステーキングに必要なイーサリアムがすべてロックされることは、公開市場で売られるETHが減ることを意味するため、これは資産にとっても良いことであると指摘している。

Lidoにとって大きな追い風に

今回のアップグレードは、リキッドステーキングのリーダーであるLido Financeにとって大きな追い風となった。

リキッドステーキングとは、イーサリアムをプロトコルに預け、プロトコルがユーザーに代わってそのイーサリアムをステーキングすることを意味する。

その見返りとして、ステークされたポジションを表す別のトークンを手に入れ、報酬を蓄積することができる。

LidoのトークンはstETHと呼ばれ、CoinbaseのトークンはcbETHと呼ばれている。

Nansenによると、LidoのステークされたETHは市場の79％を占め、なんと600万ETHを保有している。

2位はCoinbaseで、その市場の約15％を占めている。

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