4月13日から5月1日にかけて、分散型取引所のTVLは16億6000万ドル(約2260億円)減少したが、リキッドステーキングプロトコルでは2億8000万ドル(約380億円)増加した。

リキッドステーキング、DEXを超えるTVLを記録

DefiLlamaのデータによると、LidoやRocket Poolなどのリキッドステーキングソリューションは現在、分散型取引所(DEX)を上回るTVLを持っており、DeFiプロトコルのトップカテゴリーとなっている。

TVLは、プロトコルのスマートコントラクト内にロックされたすべての仮想通貨のドル価値を測定する指標である。

リキッドステーキングプロトコルは、つい最近になってトップの座を獲得した。

過去の情報によると、4月13日には、DEXの188億9000万ドル(約2兆5760億円)に対し、リキッドステーキング契約には171億9000万ドル(約2兆3440億円)の仮想通貨がロックされていただけだった。

しかし、DEXは16億6000万ドル減少して172億ドル(約2兆3440億円)となり、リキッドステーキングソリューションは2億8000万ドル増加して174億7000万ドル(約2兆3710億円)となり、トップの座を獲得した。

イーサリアムのステーキング報酬が引き出し可能となったことで普及

リキッドステーキングプロトコルは、ユーザーに代わって仮想通貨をステーキングするステーキングプールである。

このプロトコルはまた、ユーザーにトークンを発行し、そのトークンは預けた仮想通貨を意味する。

これらのトークンはDeFiアプリで使用できるため、リキッドステーキングプロトコルでは、ユーザーがコインを同時にステーキングし、他のアプリケーションで使用することができる。

DefiLlamaの5月1日のデータによると、Lido(stETH)は依然としてトップのステーキング・プロトコルとなっている。

Lidoは最初のリキッドステーキングプロトコルであり、2020年にローンチされた。

リキッドステーキングは、イーサリアムがプルーフオブステークに移行し、引き出しが可能になったことで普及した。

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