中国が「国家ブロックチェーン技術革新センター」設立、大学や企業と協力体制で

中国当局が、首都北京に「国家ブロックチェーン技術革新センター」を設立した。

現地メディアの報告によると、当該センターは、地元の大学、シンクタンク、ブロックチェーン企業との研究ネットワークを構築し、コアブロックチェーン技術を調査する予定であるという。この研究の成果は、中国のデジタル化を促進し、ブロックチェーン産業を拡大するために使用される予定だ。

なお、かかる取り組みを主として担当するのは、ブロックチェーンとエッジコンピューティングを業とする「北京アカデミー」である。

中国とブロックチェーンのこれまで

中国は近年、積極的にブロックチェーン国家としての地位を確立しようとしている。

2022年9月には、中国政府は、世界中で提出されたブロックチェーン申請の84%を中国が占めていると主張していた。もっとも、それらの承認率は低く、申請された申請全体のうち、承認されたのはわずか19%にとどまるとみられている。

また、ブロックチェーンの研究に加えて、CBDCの開発も中国政府の優先事項に位置付けられている。現在、数百万ドル相当の「e-CNY」が全国的に配布され、その採用が促進されている。

仮想通貨取引所コインベース、リキッドステークイーサリアム(LSETH)を上場ロードマップに追加
   

トレード戦略や投資の最新情報をサロン内にて配信中!!

>>オンラインサロンの詳細を見る　>>Discordから入会する

この記事は「China to launch national blockchain research center」を参考にしています。