新しい調査によると、機関投資家は「ビットコインの強い一年」を予想し、仮想通貨の長期的な評価に自信を持っていることが明らかになった。

また、調査対象となった機関投資家の65％が、ビットコインが10万ドル（約1300万円）に到達する可能性があることに賛同している。

ビットコインにとって強い1年が始まる

ニッケルデジタルアセットマネジメントは木曜日、機関投資家がビットコインの価格がどれだけ高くなると予想しているかを示す調査結果を発表した。

ロンドンを拠点とするこの投資顧問は、英国金融行動監視機構（FCA）と米国商品先物取引委員会（CFTC）に登録している。

ニッケルの委託を受け、市場調査会社のピュアプロファイルが今月実施した調査では、米国、英国、ドイツ、シンガポール、スイス、UAE、ブラジルの機関投資家と資産管理者200人にインタビューを行った。

回答者は、合計で約2兆8500億ドル（約370兆円）の資産を運用している。

調査結果を共有したニッケルは、次のように詳述している。

「プロの投資家は、ビットコインの今年が好調に推移すると予測しており、その長期的な評価に自信を持っている。機関投資家10人のうち9人近くが、今年のビットコイン価格の上昇を予測している。」

ビットコインの価格について、資産運用会社は「この調査では、仮想通貨の長期的なトレンドについて高い確信があることが分かった」と説明し、23％が2023年末までにBTCが3万ドル（約389万円）を超えると予測したことを付け加えた。

機関投資家の65％がビットコインが10万ドルに達すると予想

さらに、調査対象となった機関投資家の65％は、ビットコインが長期的にまだ10万ドルを達成する可能性があることに賛成している。

そのうち、58％はBTCが3～5年以内にこの価格水準に達すると予想しているが、25％は5年以上かかると回答している。

一方、全体の39％は、ビットコインの価格が3年以内に2021年11月のピークである69,000ドル（約896万円）に達すると予測し、76％は5年以内にそうなる可能性が高いと回答している。

また、「ビットコインが再び過去の史上最高値に到達するかどうかを疑問視する人はわずか3％」と、資産運用会社は付け加えた。

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