イーサリアムコミュニティが3月に予定されている上海ハードフォークに備える中、リキッドステーキングプロジェクトLidoの開発チームは、インプロトコルの引き出し機能を作成する計画を明らかにした。
本稿執筆時点で、分散型金融(defi)リキッドステーキングプロトコルLidoは、ロックされた総価値(TVL)で、最も優勢なdefiプロトコルとなっている。
defillama.comの統計によると、Lidoの79億2000万ドル(約1兆290億円)のTVLは、今日defiで保有されている465億6000万ドル(約6兆490億円)のTVLを約17.01%支配している。
Lidoは、プロトコルがステークされたイーサリアム供給量の約29%を占め、ステークされたイーサリアムの最大の保有者である。
イーサリアムの開発者は今年3月に上海ハードフォークを実現させることを決意しており、その主眼はステークされたイーサリアムの出金を可能にすることにある。
Lidoの開発チームは、上海アップグレード後の出金に関する提案を発表した。
「2023年3月~4月に予定されているイーサリアムの上海アップグレードでは、イーサのアンステークのサポートが導入される予定だ。バリデーターを終了し、関連するイーサをアンステークする機能は、Lido Protocolが引き出し機能を構築するために必要である。」
「イーサリアムプロトコルエンジニアリングチームでLidoが提案したデザインは、インプロトコルの引き出し要求キューでこれらの課題に対処している。イーサリアムの引き出しが非同期であるため、このプロセスは非同期でなければならない。」とLidoの開発者は説明している。
Lidoの開発者は、「ターボ」機能や「バンカー」機能など、様々な引き出しのモードが存在するだろうと語った。
規則に違反したバリデーターに対しては、さらなる罰則が課される。
また、Lidoの開発チームは「我々の提案がすべての重要な検討事項を考慮していることを確認し、改善の可能性を特定するために、コミュニティからのフィードバックを求めている。」と詳述している。
\無料アプリを使って/
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 News_writer